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先住民言語の文法構造についての長文からの抜粋です。

If we define a ‘primitive language’ as something that resembles the rudimentary
‘me sleep here’ type of English – a language with only a few hundred words and
without the grammatical means of expressing any finer nuances – then it is a simple
empirical fact that no natural language is primitive.
Hundreds of languages of simple tribes have now been studies in depth, but not
one of them, be it spoken by the most ‘primitive’ people, is on the ‘me sleep here’ level.
Sophisticated grammatical structures are not a prerogative of advanced civilizations,
but are found even in the languages of the most primitive hunter-gatherers.

5行目から訳
『単純な生活を送る部族の数百の言語が、現在では詳細に研究されているが、
そのどれ一つとして、最も原始的な民族によって話されていようとも、
『オレ、寝る、ここ』のレベルにはない。』


6行目 be it spoken by the most ...の部分
解説には
命令法譲歩 とだけあり、
文法書を調べても載っていませんでした。

命令文で譲歩を表す場合がある、という理解でいいでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

私の学生時代は同じような表現として


Come what may「何が起きようと」
Be it ever so humble「どんなにみすぼらしくても」
Try as you may「どれだけがんばっても」
なんてのを覚えましたけど、今ではほとんどやらないでしょうね、
かたい古い英語ということもあって。

これは命令法ではなく、仮定法現在形です。
suggest の後などで用いられるのでよく知られていますが、
形としては現代英語では原形と同じ形、
すなわち命令形とも同じ、ということにはなります。

かつては、この仮定法現在形は譲歩を表し、
though 節で用いられ、
if need be「必要あらば」のような慣用表現にも残っています。

「どうあれ」のような日本語の命令形が譲歩を表すのに対比して
命令法と考えても面白いですが、現実的には命令法ではありません。
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この回答へのお礼

>これは命令法ではなく、仮定法現在形
>かつては、この仮定法現在形は譲歩を表し、
>though 節で用いられ
>「どうあれ」のような日本語の命令形が譲歩を表すのに対比

仮定法なんですね
いろいろ教えていただき
とても勉強になりました。

ありがとうございました!

お礼日時:2016/02/14 01:32

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