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No.2
- 回答日時:
どんな弁護士であっても、素人よりは詳しいでしょう。
それにどんなに優秀な弁護士であっても、弁護士と依頼者の間は信頼関係が重要なのです。また、お互い人間同士ですので、性格や言い回しなどだけでも、不信感などが生まれかねません。
ちなみになのですが、遺産相続のどんなことを相談・依頼されたいのでしょうか?
遺産相続の協議書類や不動産登記などの専門家は司法書士です。司法書士は、支店を変えれば弁護士以上に相続の案件を扱います。
最初から弁護士に依頼して進めれば、すべて弁護士の基準での報酬となる恐れもあります。弁護士は司法書士などの分野であれば、自分で手間をかけずに外注にも出すことでしょう。
私はよほど弁護士でしか扱えない案件でない限り、とりあえず司法書士に相談します。そのうえで司法書士が弁護士の範疇であることの判断をした場合や一部弁護士に依頼したほうがよいという判断をされた際には、司法書士が信頼できる相続を取り扱える弁護士を紹介してもらいますね。
弁護士事務所は少なく、司法書士事務所は多いです。身近にも感じます。
司法書士の判断で弁護士介入となれば、司法書士が引き継ぎや説明などをしてくれるはずです。
法に抵触するかわかりませんが、親戚で遺産相続争いで調停となる事案がありました。相手方は弁護士を介入させ無理難題を主張しておりましたので、親戚から弁護士の紹介を求められたことがあります。そこで、相続問題であれば、裁判で争うにしても裁判のプロでなくとも、相続のプロのアドバイスでとりあえず聞いてみろと、司法書士を紹介したことがあります。詳細は聞きませんでしたが、筋の通った意見や資料を書類に起こすだけであれば司法書士も専門家です。アドバイスも可能です。私の親せきは司法書士のアドバイスと司法書士の作成した書類で調停を継続したところ、弁護士を入れた側が引いたようです。弁護士であっても筋の通らないことに対し筋の通った反論をされればかなわないものなのでしょう。
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