大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

鬼を英語でデーモンと呼ぶ理由。

鬼って日本の妖怪なはずなのに、英語表記では「Oni」では無く、「Demon」と確りと英語が割り当てられてるのが不思議で、英語表記が別にある妖怪は他に聞いた事がありません。
何故、鬼だけは英語でデーモンと呼ばれる様になったのでしょう?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    確かに、「デーモン」単体でGoogle検索をかけると「デーモン」の意味として「悪霊」「悪魔」の方が多く出て来る様です……。
    今まで「鬼 英語で」とGoogle検索した際に、英訳として「Demon」と殆どのサイトで表記されていたり、又、小学生の頃に先生に「“鬼”って英語でなんていうの?」と聞いた時に「demon」と答えてもらったのをずっと覚え、そうなのだと認識していましたが、「 demon = 鬼 」と言う認識が正しいとも限らないんですね……。

      補足日時:2024/10/05 19:30

A 回答 (13件中1~10件)

鬼は日本のオリジナル妖怪じゃないから。


中国の鬼(グィ)と仏教による鬼(キ)も英語圏に伝わっており
中国の鬼は霊魂だし、仏教の鬼は地獄の獄卒であり、
Demonに翻訳されるのは仏教の鬼であって、日本の鬼じゃない。

ファンタジーモンスターとしてはOniはDemonと別認識されており、人里離れた場所に単独で生息する赤かったり青かったり角の生えてる巨人。サイクロプスなどの一種。
鬼滅の刃の英題がDemon Slayerなのは、組織立てて行動する巨人とは限らない傀儡で日本のoniに該当しないから。
夜叉なんてのも日本の鬼の形態していないサンスクリッド語由来。

鬼の分別がないのは日本人側なのです。
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この回答へのお礼

ありがとう

多くの回答を下さり、ありがとうございました!!

鬼は日本で生まれた妖怪だと思っていたばかりに、鬼は中国発祥を沢山の指摘を頂き驚きました……。

そして、改めて翻訳の解釈の広さや難しさを知る事が出来ました!!

「鬼」に対する知識も「翻訳」に対する考え方も非常に勉強となり、質問して良かったと思います!!

ベストアンサーを決めるのに時間がかかってしまいましたが、本当に楽しい時間を過ごせました!!

お礼日時:2024/10/14 19:21

外人が「鬼」を"demon"と呼んでるんじゃなくて、


日本人が"demon"を「鬼」と呼んでるんじゃないの?
日本は、自国の国名を"Japan"と言っちゃうような
お国柄だからねえ...
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おまけ.



「デーモン」というと demon を想像するんだけど, 異綴として daemon というものもある. さらに, 発音は違うが同系統の語として daimon もあり, 実際これらはギリシャ語における同一の単語に由来する. で, もともとの意味は「神と人の中間の能力の存在」だったり「超人的な能力の自然存在」や「下級神」だったりする. そういうものだと思えば「鬼」でも納得できるんじゃないかなぁ....

そのような意味を持っていたはずの demon (daemon) に「悪」のイメージを植え付けたのは, 当然のごとくキリスト教だ. あの宗教は土地土地の宗教を根絶やしにするために, こうやって「もともと『神』として崇められていたもの」を「悪」に叩き落していったという歴史を持っている. 「七つの大罪」にもそういうのがいたりするよ.

なお過程は違えど alien も同様に「本来なかったはずの『悪』のイメージがこびりついてしまった」単語だ.
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日本語の「鬼」を 英語で 「demon」と云うのは 意訳でしょ。


対象物が 違う筈です。

逆に 「machine」は 日本語に訳せば「機械」ですが、
「ミシン」や「マシーン」と読めば 別の物を指しますよね。
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ご質問には半分しか答えていないです。


それから、これには翻訳の難しさが絡んでいるように思います。
また個人的には、「鬼以外の妖怪はすべて日本語のアルファベット表記」と読めるようなご質問の書き方を見るとそうか?と疑問に思います。

しかし仰るように、
「鬼滅の刃」は英語圏では「Demon Slayer」ですよね。
「妖怪ウォッチ」は「Yo-kai Watch」です。

翻訳というのは、文化のすり合わせです。
言葉はそれぞれの文化の中で生まれ、独自の概念を伴っています。
翻訳先の言語には同じ概念がないのが当たり前です。
英語圏には鬼に相当する単語がありません。
こういうことは翻訳の世界ではしょっちゅうあります。
そしてこの時、翻訳者はどうするか?原語を単に自分たちの文字で音だけあてるか?それとも自分たちの文化でもっとも近い単語をあてるか?
これが翻訳者の永遠の悩みだそうです。
面白いエッセイとして米原万里の「不実な美女か貞淑な醜女か」を推薦します。これは「文章としてきれいに翻訳すると原文にある意味が抜け落ち、原文の意味をあますところなく伝えると文章としては不自然になり場合によっては受け止めてもらえなくなる」翻訳上、不可避の悩みについて語ったエッセイです。

話を戻して、どちらにも分があります。
いきなり馴染みのない音を読まされても、読者はどういう意味かピンときません。
これはまさに「オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにします」問題です。
これはネットでバズったエチオピア料理の作り方の説明です。こう言われてどういう作業か想像できますか?
まず無理ですよね。エチオピア語の調理方法は日本人にはまったく馴染みがありませんから。
中身を紐解けば「ミンチにした鶏胸肉(皮なし)を炒めて具にします」程度のことかもしれません。この時「ミンチにする」という外国語を多くの日本人は理解するようになっていますよね。
だから「オフチョベットしたテフ…」同様、鬼を「Oni」と表記するのもアリです。
特に、原語独自の概念だということを知らせることが重要な時や、読み手の層が限られる(そして耳慣れない音でも意味を懸命に追ってくれることが期待できる)場合には、翻訳者はそのまま音を表記することがあるようです。

余談ですが、アニメ「鬼滅の刃」の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」はアメリカで広告を打ち出したごく当初、英語名はMugen Trainからごく短期間Infinite Trainに変わり、そして最終的にはMugen Trainに落ち着いたことがあります。
作中の舞台となる無限には、列車の名前と敵が使う夢で都合のいい幻を見せる術つまり夢幻の2つの意味が込められています。
しかしアメリカ人にはMugenでは意味がわかりませんから、どちらの訳がふさわしいのか、製作会社も悩んだのでしょう。

さて、ですから、翻訳によっては鬼がそのままOniの場合もあります。
統一した翻訳の基準はいまだにないようです。つまり日本語のoniは英語圏で知られた単語ではありません。

次に、なぜ鬼がDemonかについて。

その前に、なぜ質問者さんが鬼だけを特別視するのかのほうがご質問の答えに近い気がします。
まず、どんな妖怪だろうと、なじみがない場合、鬼同様、翻訳される時には日本語の音とは違う単語があてられることはあります。
というかポケモンですらだいたい違う名前です。

ですが、質問者さんにとって「鬼だけ」と感じた理由、それは鬼だけは現代の創作に非常に頻繁に出てくる存在だからではないでしょうか。怪異としてはトップバッターでしょう。
だから質問者さんの目に留まったのではないでしょうか。

そしてだからこそ、論文やお堅めの日本の文化を紹介する学術書ではないから、OniではなくDemonの単語があてられるのだと思います。

日本では鬼と天狗は妖怪とは少し異なるジャンルとして認識されているように思うのですが…。
鬼は妖怪よりも超常の存在で、人間に対し敵対的です。
妖怪同様、超自然的な存在、怪異の一種ではあるのは広義では妖怪でしょう。
ですが各地の伝承では、間抜けな役割をあてられていることもありますが、妖怪に比べるとはるかに直接人間に危害を加える役割が多く、危害の度合いも大きい、恐ろしい存在です。
そのためか、創作の中での扱われ方も様々です。
「鬼」という単語をあてているが、日本古来の鬼とは違う、人間社会に仇名す怪物の役割ですよね。「鬼滅の刃」の鬼がまさにそうです。(この作品に出てくる鬼は本来の鬼ではありません。鬼滅の鬼は元人間で、必要もないのに人間を喰い殺したくてたまらない悪意を持つようになっているのが特徴です。)

こうした理由から、鬼はDevilでもOgreでもなく、Demonなのです。
Ogre(オーガ)という単語を知っている人は、鬼がなぜ「悪魔」のイメージが強いDemonなのか不思議に思うことがあるようですね。
Ogreは消去法的な理由になるのですが、Demonとは異なるニュアンスを持ちます。
Ogreのほうが、妖怪により近いように思います。つまり人間に害を与えることもありますが、鬼のように人間を上回る超自然的な存在とは言えません。
鬼は悪意・敵意が強く、肉体が強いし不思議な力を持っているので人間にはやっかいな存在です。
その概念により近いのはDemonのほうです。

ただし上に書いたように、鬼の描かれ方は最近では様々です。
だから作品によっては翻訳が違うことも多々あります。
日本語では鬼でもOgreがあてられた訳を見たこともあります。他にはEvil creature、小鬼ならGoblin、などです。


とっちらかった回答となりました。ご質問の軸をとらえきれていない気もします。
何かありましたらご補足ください。
正直に申し上げて、何を以って質問者さんが「鬼の英語表記はDemonである」と思ったのか、それによって変わる気がします。
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鬼がdemonの一種なんじゃないかな。

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「鬼」って漢字で書くと「中国のもの」のような気もせんではないのだが....



「鬼」と「demon」って, 同じっちゃ同じものなんよ. つまり, 「鬼」という対象について
・(日本語の) 音をそのまま使えば oni
・そのイメージするものを英訳すれば demon
といえてしまうんだ.

逆に英語から日本語に導入したものだって, 「音をそのまま使った」ものもあれば「イメージから訳出した」ものだってあるわけで.
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日本の鬼は海外にはいませんので悪魔と一緒にするんでしょう。


でも日本の鬼は悪魔と違いますからねまたちょっとニュアンスが違うんですがそういうものがないのでデーモンと言うことにしているんでしょう。
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意訳なんでしょうね。

西洋の人に一番わかりやすいようにあてがった言葉だと思います。
goblin
という訳もみたことがあります。
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デーモンとは「悪霊」「悪魔」という意味で、「鬼」とは違います。


西洋では「悪魔」という解釈を日本では「鬼」といった方がしっくりくるからじゃないですか?「悪魔」と「鬼」は別物です。
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