プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今年受験生で、今 京都大学の過去問を解いていたのですが、英文の全訳が載っていないので、教えてください。

But this by no means implies that there has simply to be a conflict of prejudices and biases, as the data are manipulated to suit one important factor.

という文です。
前半のthereの訳し方がわからないのですが、訳は

しかし、これは、単に偏見と先入観の闘争でなければならないことを意味するわけではない。

であってますか?
後半はasをどの意味でとればいいのかわかりません。
あと、

When dealing with history, especially the sort of history that is most significance in philosophy, that shaping is bound to be relevant.

という文でthat以下がどの語を修飾しているのか、教えてほしいです。

A 回答 (5件)

歴史的事実とそれを判断する者の価値観の話ですね。


昔私も解いた覚えがあります。

#1さんので問題ないと思いますが、
asはここでは、~のときと訳したほうがいいと思います。
「しかし、データはある重要な要素と適合させるために操作されるときに、ただ単に先入観や偏見による衝突があることを決して暗に意味しない」のような意味になると思います。

that以下はthe sort of history を修飾する形容詞節です。
「歴史特に哲学においてもっとも重要な歴史の種類を扱うときに、
その形成は適切でなければならない」

ここでの、shapingはおそらく、歴史家自身を形作っているものという意味での形成だと思います。
isとmostの間にofが抜けていると思われます。
    • good
    • 0

はじめまして!



色々な質問と解答(特にgo_urnさんの。勉強になります)を読んでいるうちにここにたどり着きました。
専門家の方々がこれだけまちまちの解答をしているほどの難問はめずらしいですね。これは問題文がただ難しいだけではなく前後の文がないため指示語のさす内容があいまいになっているせいもあるでしょう。

そこで私はちょっと「ずる」をして原文をネットで見つけてきました。すると意味がするすると理解できました。
細かな解説はもう既に出尽くしているようなので、大雑把に私の考えを書きますね。

<原文?>
There are historians and others who would like to make a neat division between“historical facts”and“values.”
The trouble is that values even enter into deciding what count as facts ― there is a big leap involved in moving from“raw data”to a judgment of fact.
More important,one finds that the more complex and multi -leveled the history is,and the more important the issues it raises for today, the less it is possible to sustain a fact-value division.
But this by no means implies that there has simply to be a conflict of prejudices and biases, as the data are manipulated to suit one worldview or another.
What it does mean is that the self of the historian is an important factor.
The historian is shaped by experiences,contexts,norms,values,and beliefs.
When dealing with history,especially the sort of history that is of most significance in philosophy,that shaping is bound to be relevant.
As far as possible it needs to be articulated and open to discussion.
...


まず最初の質問の文
But this by no means implies that there has simply to be a conflict of prejudices and biases, as the data are manipulated to suit one important factor.
原文があると最初の this が何をさしているかが明確になり理解しやすいと思います。また質問の文の終わりのところは原文と異なり one important factor となっていますが、本当にこれでいいのでしょうか?せめて one important factor or another としないとまずいような・・・


つまり筆者がこの文で言っていることは:

 ある重要な要素にあわせていじったデータには偏見や偏りが含まれます。そしてまた別の重要な要素にあわせていじったデータにはまた別の偏見や偏りが生じます。(複雑に絡みあった歴史であればあるほど多様な「重要な要素」があるわけですから、多様な偏見や偏りを生みます)
 この事を念頭において考えると、それが理由で単純に「異なった偏見や偏りがぶつかり合い(相反、矛盾)を起こすことはさけられない」と思ってしまうでしょ?
 でも決してそういうことではないんだよ。(そういう風にして相反が生まれたのではない)


こんな感じだと思います。
(部分ごとの細かな解説は専門家の方々の回答とご自身の力にお任せいたします。)
ちなみにこの文が直後の文 What it does mean is ... と対をなしている事もチェックしておくといいですね。



次の質問文
When dealing with history, especially the sort of history that is most significance in philosophy, that shaping is bound to be relevant.
これは原文なしでは訳せません。that shaping の thatがこの文だけでは history を指しているように読めてしまいます。そして最後の relevant が何に対する「関連性」を意味しているかもわかりません。

原文を読むと、this shaping が歴史家の自身の形成を指していることがわかります。
またrelevant は(こちらはちょっと曖昧ですが)最初の質問の文中に出てくる this と同じ、あるいは 「conflicts of prejudices and biases がどうしても存在してしまうこと」との関連を指していることがわかります。

ちなみにさらに読み進めていくと、歴史家の「考え方の偏り」が話題の中心になりつつあるようです。

お役に立てれば幸いです。
乱文多謝
    • good
    • 0

はじめまして。



ご質問1:
<But~factor>

1.this by no means implies that~:

(1)直訳すると「これは決して~を意味しない」となりますが、主語がthisのような無生物主語になっているので、以下のように意訳できます。
例:
「しかし、こう言ったからといって~ということには決してならない」

2.there has simply to be~:

(1)この部分はthere is「~がある」という構文にhas simply toが挿入された形です。

(2)has simply toのsimplyはonlyの意味で使われています。

(3)従って、has simply toは=has only to「~しさえすればいい」という熟語と同じ意味になります。

(4)ここでは「~がありさえすればいい」という意味になります。

3.a conflict of prejudices and biases:

(1)直訳はご質問にある通り「偏見と先入観の闘争」で結構です。

(2)このofは主格の用法です。
例:
love of God
「神が愛すること」

(3)従ってconflictを動詞と考えると、prejudices and biasesはconflictの主語になります。そのニュアンスで訳すと意味が伝わりやすくなるでしょう。

4.as:

(1)付帯状況を表す「時」を意味します。

(2)つまり、主節との同時性を強調し、「~する際に」といった意味で使われます。

5.the data are manipulated to:

(1)無生物が主語となる受動文の場合は、主語を目的語のように訳すときれいな訳になります。
例:
(直訳)「データが~するように改ざんされる」
→(意訳)「~するようにデータを改ざんする」

6.以上を踏まえて訳例は
(直訳)「しかし、これは、データがある重要な要因に合うように改ざんされる際、偏見と先入観の闘争がありさえすればいい、ということを意味するわけでは決してない」

(意訳1)「しかし、こう言ったからといって、重要な要因に合わせてデータを改ざんする際に、偏見と先入観がぶつかり合うだけでいい、ということにはならない」

(意訳2)「だからといって、主要因に適ったデータの改ざんが、偏見と先入観が混ざり合っただけのものになってはならない」
となります。

設問用の訳なら意訳1の訳までで結構です。


ご質問2:
<When~relevant>

1.When dealing with history:

(1)このwhenは前置詞inと同じような働きになります。

(2)つまりdealingは現在分詞となり、全体で副詞句になります。

(3)訳は「~する時に」「~する際に」となります。

2.history, especially the sort~:

(1)この「,コンマ」は同格を表します。

(2)ここではhistoryとthe sort ~philosophyまでが同格の関係になっています。

(3)意味は「すなわち」ぐらいで結構です。

3.the sort of history that~:

(1)このthatはthe sortと呼応しています。the sortは関係詞の内容を予め予示しているのです。

(2)such A as~「~のようなA」といった関係代名詞と同じ働きです。

(3)ここでは「~のような歴史」と、前出のhistoryを詳しく言い換えているのです。

(4)significance in philosophyのsignificanceは形容詞significantの誤植ですね。

このinの使い方は「~において重要」となりますが、訳は「~が重要」と解釈されます。

4.that shaping is bound to be relevant:

(1)これが文全体の主節になります。Whenの句は副詞句としてこの主文を修飾しています。

(2)このthatは指示形容詞です。形容詞として名詞shapingを修飾しています。

(3)that shapingが文の主語になります。

(4)shapingとはここでは「歴史の取り扱い方」「歴史の論じ方」を言っています。

(5)is bound toは「確かに~するはずだ」「必ず~することになっている」といった意味で使われる熟語です。

(6)relevantは「当座の問題に関連して」という意味の形容詞です。ここではその時代ごとの問題や事実に関連して、という意味で使われています。

5.以上を踏まえて訳例は
(直訳)「歴史、特に哲学において最も重要であるような歴史、を扱う際は、その扱い方は、当面する問題に関連しているはずである」

(意訳1)「歴史、特に哲学が最も重要となるような歴史を論じる際には、その論点が、当座の問題に関るものであるべきだ」

(意訳2)「歴史、特に哲学を最重視する歴史を論じる際には、その論点が、史実からずれてはいけない」

設問用の訳なら意訳1の訳までで結構です。


以上ご参考までに。
    • good
    • 0

こんにちは!



 まあ、エリート大学となると、入試でも難しいですね!誰がこれを解けるんですかね?でも、いるんでしょうね...

1)But this by no means implies that there has simply to be a conflict of prejudices and biases, as the data are manipulated to suit one important factor.

 ひがみはさておき、

 ○ But this by no means implies that しかし、このことは決して~を意味しない

 ○ there has simply to be ... これは、there is 構文に、have to が入って、there has to be 単数名詞 で、~がなければならない、ということです。simply は強調語です。necessarilyみたいな。必ずなければならない、ということ。
 
 ○ a conflict of prejudices and biases:直訳で、「いろいろな偏見と偏向の間の争い」ですね。

 ○ as the data are manipulated to suit one important factor

 この as は、私の唯我独尊辞書には、「あまり意味のない as」と書いてあります。歴史資料が、1つの重要な要素にのみ合うように操作される、ということを、前のpassageに「どんな関係でもいいから接続する」役割を果たしています。日本語の連用形も、そんな茫漠とした接続で、似てますね。

 ということで、

 しかし、このことは決して、歴史資料が、1つの重要な要素にのみ合うように操作され、その結果、いろいろな偏見と偏向の間の争いが必ず生じてしまうということをを意味しない。

 となります。

 単純に考えると、Aという歴史家は、右翼的な歴史を書き、Bという歴史家は左派的な歴史を書き、その結果、しっちゃめっちゃかな論争が起きると考えるのが、われわれ凡俗の徒の習いですが、著者はそれを否定してるんですね。

 2)When dealing with history, especially the sort of history that is of most significance in philosophy, that shaping is bound to be relevant.

 ○ When dealing with history:歴史を扱う際には

 ○ especially the sort of history that is of most significance in philosophy:the sort ... that が呼応してまして、that is of most significance in philosophyな種類の history ということです。「特に、哲学的な意味での重要性を帯びるような種類の歴史(を扱う際には)」ですね。
 つまり、私みたいな人間がどんなテレビ番組を見ていたかなんてことはドーデモいいんですが、情報革命の歴史的意義なんていうテーマで書こうと思ったら、みたいなことですね。

 ○that shaping is bound to be relevant:これが主節ですね。that は指示代名詞です:「その」。shaping は歴史を形成すること=歴史家の頭の中で、ア~、こんなんやナ、と形作ることです。
 be bound to は、~でなければならない。relevant は、現実に適用して、ア~、なるほど、おまさんのいうてはること、あたってますわ、と読者に言わしめることです。右派であれ、左派であれ、irrelevant になってはあきませんで、と言うことですね。

 ということで、

 歴史――特に、哲学的な意味での重要性を帯びるような種類の歴史を扱う際には、そうした歴史像の形成は、現実から遊離してはならないのである。

 というふうなことだと思います。

 京都弁(もどき)をつかいましたが、サービスのつもりであって悪気ではないので気になったらごめんなさいね。私、京都、好きですねん。

 それはともかく、ご参考になれば幸いです!また受験がうまくいきますよう、エールを送りたいと思います。頑張って下さい!!
    • good
    • 0

as~=であるから=becauseと同じ感じの意味だと思います。


前後の文脈がわからないと何とも言えないですが。

「しかしある(一つの)重要な要因(要素)と一致するようにデータが
改ざんされているから、これは単に偏見と先入観の対立(論争)が存在
するという事を必ずしも意味しない。」
(単に偏見と先入観の対立が存在するというわけでは決してない)

When dealing with history, especially the sort of history that is most significance in philosophy, that shaping is bound to be relevant.
まずは
簡単に分解すると
When dealing with history,that shaping is bound to be relevant.
この文章だけなら翻訳できますよね?
「歴史を扱う場合、その形状(?)は関係あるはずである」
前後の文脈がわからないのでshapingの正確な訳はわかりません。
具体化という意味もあるはずですが、何ともいえませんね。
あとrelevantも適切なという意味もあるので。

, especially the sort of history that is most significance in philosophy, は、単に最初の文章のhistoryを説明してるだけです。
「特に哲学において非常に重要とされる様な歴史」
that is most~は、the sort of historyを修飾してるはずです。

全体を訳すと
「歴史、特に哲学において非常に重要性のある歴史を扱う場合、
その形状は、関係あるはずである。」
ちょっと意味不明な和訳ではありますが・・・

あと、is most significance in philosophyのところですが、
significantの間違いではないですか?ちょっとここでsignificance
という名詞がくるのは少し変な気がするようなしないような。
私の勘違いかもしれませんが。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!