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現在分詞の後置修飾は which/who is/are の省略されたものだと解釈している人がおります。次のような文です。

This is a dog barking in his kennel → This is a dog which is barking in his kennel.

しかし、次のようなケースは当てはまりません。

This is the train leaving at four o'clock. → This is the train which leaves at four o'clock.

なぜでしょうか?

A 回答 (1件)

まず一般的に、後置修飾はbe動詞の省略から起きていると考えるのがいいと思います。

理由は二つあります。
1.後置された形容詞や分詞は基本的に新情報として提示されていて、それは、主語+be動詞+補語 と言う形の文章の機能と同じだから。
2.省略はそれを省略しても文意が変わらないから可能であり、動詞を省略する、つまり、時制を省略しても、その文章本来の述語動詞の時制に寄りかかることで時制を解釈できるから。

ここで、上の二つの規則が

>This is the train leaving at four o'clock. → This is the train which leaves at four o'clock.

の変形の理由を上手に説明すると思います。
まず、1の規則のため、This is the train which leaves ....ではbe動詞がないためにbe動詞省略という操作ができません。be動詞省略という規則は、もともと、This dog is cute. から、this cute dog ができるように、補語が主語と同一視できる点からできあがったものです。一般動詞が残っているとどうしてもその動作性のために、主語が何かを行うという感覚あり、主語と補語を同一視して一体化するという操作ができにくいのです。そのため、一般動詞を分詞化して、動作性をなくし、同時に時制を表す機能も取り去ると言うことをします。
その結果、2の規則にも当てはまるThis is the train leaving at ....という文章が出来上がるのです。

結論として、関係代名詞(+be動詞)の省略と考えるよりは、単なるbe動詞の省略と考えた方が、後置修飾の実際の意識にあっていると思います。
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