ギリギリ行けるお一人様のライン

私は現在大学2年で、今度3年になります。今までは大学院に行こうと思っていましたが、いろいろ考えることがあり、国家公務員1種を受験しようと決めました。
 
 色々な予備校のパンフレットを見ましたが、いまいち私の受験したい1種の研究職というのを対象にしたものが無いので、不思議に思っています。行政とかしか載っていないのですが・・。
 
 研究職は、国家公務員では1種と2種で、あるようですが、その内容の違いについてもよく分かりません。どう違うのでしょうか?
 また3年になろうという今から勉強を始めても1種試験には果たして間に合うものでしょうか?疑問だらけで不安になっています。
 どうか知っていらっしゃる方、教えてください!

A 回答 (4件)

あまり良い情報ではないです。



以前は、国家1種、2種などで、国立の研究所に入って研究職員になるコースがありました。というより、今でも一応はあるのかもしれません。が、しかし、昨今の傾向として、研究職員となるには、大学の博士課程を出て、博士号をとった人でないと採用しないようになってしまいました。一般的には、国家1種の合格者は、求人を出している役所や研究所などに面接に行ってそこで採否が決まります。で、最近は、研究所では求人を出していません。さらに、ここ数年で、研究所は独立行政法人といって、国立ではなく、法人化をどこでも目指しています。(大学もいっしょです)そうすると、職員の身分も公務員とは違った形になってくるものと予想されます。従って、国家公務員の採用試験に合格しても、研究所にそのままストレートに入る道は無くなってしまうのではないかと思います。以前は、若くして優秀な人を公務員試験で採用して、研究所内で育て上げる、というケースがありましたが、最近は、博士課程の拡充など、研究者育成は大学で行い、その中から更に優秀な方のみを一線の研究者として採用する、というパターンになっています。
もちろん、完全に道が閉ざされているかどうかはわかりませので、良くお調べになって下さい。また、行政職でも専門分野でエキスパートになれば、出向という形で研究所に行ったりして、その後研究職に転職、等というケースは考えられるかもしれません。あるいは、大学や高専の技術職員などに採用されて、教官の実験のお手伝いをしている中で、その能力を認められて、研究者として格上げしてもられる、というパターンもいくつか知っています。ただし、いずれの場合もレアなケースです。また、博士号をとるには、大学の博士課程に進学するほかに、論文博士といって、会社など(役所も?)で立派な研究をすることで、申請すれば大学で博士号を出してくれる制度があります。ただし、会社の仕事ですから、だれでも自由にそういうことができる、というわけではないので、運が必要ですかね。
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独立行政法人化された研究所でも、私の知っているところでは、従来の国家公務員1種試験合格者から研究職を採用していますよ。

当然、公募も行われています。ただ、最近は、4大卒よりも修士課程、博士課程の出身者(なおかつ1種合格者)が多いです。なお、2種合格者での研究職はいないことはないですが、ほとんど希な存在ですので、研究職を目指すなら1種合格を目指して下さい。
独法化されて、博士取得者等の公募による選考採用も増えていますが、新規採用の大半は1種合格者からです。
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#1さんの回答にまったくもって賛成です。



独立行政法人の研究官募集は、ほとんど公募でおこなわれます。応募資格は博士号の取得者で、大学や企業で研究活動をしているPh.Dが応募し、採用が決まります。公務員試験とは関係ありません。
公募を出している場合でも、実は中にいるポスドクなどの採用が内定しており、建前として公募を掛けるだけの場合もあります。

もし、この研究所に勤務したい!というピンポイントの希望があるのならば、大学4年次の卒業研究から「研修生」という形で、その研究所で研究の手伝いをさせて貰えるケースがあります。ただし、在学中の大学にその研究所とつながりのある教官がいれば、の場合です。大学に籍を置きながら、その研究所で修士・博士・ポスドクと研究を続ければ、可能性は無いわけではないとおもいます。ですが非常に競争が激しく狭き門であること、また学生生活が4・2・3年+αと10年近くに渡りることから、奨学金を受けるか、ご両親から多大な経済的な援助を受ける必要があります。
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公務員試験は就職の参考になるだけの物で、建前としては合格も不合格もありません。


採用する省庁で、点数を参考にするだけです。
たとえば、全国で20番目の成績だとしても、希望するのが財務省で募集が15人だったら、不採用という事になってしまいます。

1種は、キャリアです。
たとえば、警察庁採用の1種でしたら、1年半後には署長、10年後には本庁の課長クラス、20年後には県警本部長クラスです。
財務省の税務署コースでしたら、1年後に税務署長ですね。
それだけに、競争は激しいのですが、もちろん競争の全くない、応募が無いような省庁もあります。

2種は、昔は短大卒業コースでしたが、今ではその制限はなくて、1種の下というイメージのようです。
研究所では所長などの管理職ではなくて、実戦の先頭に立って働くのであればこのクラスだと思います。

ともかく、合格ラインというものはありませんので、応募する省庁次第です。
もちろん、試験のための勉強はやったほうが良いです。
研究所でしたに、省庁にもよりますが、それほど採用されるのには困難では無いと重い間。

この回答への補足

そうすると、一次試験、二次試験というのは、本庁採用の場合ですか?独立行政法人などに希望している場合は、どう違うのですか?

補足日時:2003/02/19 18:06
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