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素人っぽい質問で恐縮です。
2008年度版「木造軸組住宅の許容応力度設計」(グレー本)について質問です。
現状の在来工法のままだと梁の断面欠損の運用基準が変わったので構造計算するとものすごい梁成アップになってしまうと聞いたんですが本当ですか?
また、世の中の流れは本当にその新基準のように進んでいくのでしょうか?
4号特例廃止の時みたいに「やっぱやめた」みたいな感じになってしまわないでしょうか?

そのへんの事情に詳しい方、お教え下さい。
宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (2件)

追記します。


住宅性能評価及び長期優良住宅における申請では、耐震等級2以上で横架材のチェックが必須となっています。
日本住宅・木材技術センター「木造住宅のための構造の安定に関する基準に基づく横架材及び基礎のスパン表」で梁断面を求めませんと算定根拠無しで許可が得られなくなります。
また、日本住宅・木材技術センター「木造住宅のための構造の安定に関する基準に基づく横架材及び基礎のスパン表」は、指定書となっています。
この際、今後の設計資料として買い求められた方が良いと判断しますよ。
ご参考まで
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2008年度版「木造軸組住宅の許容応力度設計」の断面算定の部分ですね。


構造計算する物件については、この本が基本と言う事となります。
旧来の基準と変わった梁の断面欠損部分は、柱穴とアリの欠損が新たに加わりました。
大入れの部分の欠損は、「木造軸組住宅の許容応力度設計」が制定される前の「木構造計算基準」建築学会発行の本に定められていますので昔からある事となります。
欠損分が新たに加わった事で、その分「梁背」は大きくなりました。
過去の地震の被害等から全ての断面欠損が考慮する事となったのです。

構造計算を要しない物件については、日本住宅・木材技術センター「木造住宅のための構造の安定に関する基準に基づく横架材及び基礎のスパン表」がありますので、このスパン表から梁背を求める事となります。
荷重状態が当てはまらない梁については、「木造軸組住宅の許容応力度設計」を参考にして断面算定を行わなくてはならないでしょう。

世の中、安全重視が世の中の流れですのでこれらの基準を準拠して設計を進めるように心がけて下さい。

余談ですが、現在のところ4号特例廃止は、まだ施行されていませんよ。

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この回答へのお礼

river1様


わざわざお答えいただき、誠にありがとうございます。
早速アドバイスいただきました本を読んでみます。

お礼日時:2009/07/28 14:45

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