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NHKラジオ英会話講座より
It's perseverance that counts. 大切なのは粘り強さだよ。

質問:It's ...thatの構文をよく理解していません。よろしくお願いいたします。
(1)It's ...thatの構文ですね?
(2)It=that counts ですね?
(3)that counts is perseverance.とも言えますね?
(4)that の品詞は何ですか?関係代名詞それとも接続詞?
(5)that +S+Vなら判りやすいのですが、主語がありません。that countsで「大切なこと」という名詞節ですか?whoやwhatが主語を兼ねた関係代名詞は見かけますが、thatは知りません。教えて下さい。
(6)質問がまとまりませんんが、理解できる範囲でご回答いただけると嬉しいです。類似の例文も幾つか教えていただけると助かります。  以上

A 回答 (1件)

(1) It ... that ... の構文は、普通 It が形式主語で、that 以下が真主語になる構文ですが、この問題の文は、非常によく似ていて紛らわしいですが、強調構文と呼ばれるものです。

It と
that の間に強調したい語句(動詞以外)を置いて強調します。形式主語の構文と異なり、that 以下の部分が不完全な文となるのが特徴です。

(2) It = that counts ではありません。

(3) that counts is perseverance. とは言えません。
What counts is perseverance. ならば言えると思います。

(4) that の品詞は関係代名詞です。who や which が使われることもあります。

(5) that counts だけでは「大切である…」と言う意味で完結しません。

(6) (5)とも関連しますが、この強調構文になる前の文を考えると、

Perseverance counts. 「粘り強さは大切である」です。perseverance を強調したいので、perseverance を It と that の間にはさんだのです。count は自動詞で、次の辞書の「自動詞、3」の用法特に例文の3つ目が同様の強調構文の説明になっています。強調構文に関しては、次のページの「35-2の(1)」をご覧ください。

http://www.eibunpou.net/14/chapter35/35_2.html

形式主語や強調構文の紛らわしい物の説明は少し少ないですが、以下のページの「7-2の(3)c、d」をご覧ください。

http://www.eibunpou.net/03/chapter7/7_2.html

また、辞書による説明では、次の辞書の

http://ejje.weblio.jp/content/it

形式主語は「代名詞、4、a 」

強調構文は「7」

の説明をご覧ください。それ以外にも次のページ等も参考になると思います。

http://choidebu.com/bunpou/kyouchou.htm
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この回答へのお礼

 いつもご回答をいただき感謝いたしています。素晴らしいご説明で感激しています。とてもよく理解できました。「It's ...thatの強調構文」に理解がなく、悩んでいましたが、お陰様で克服できそうです。
>強調構文と呼ばれるものです。It とthat の間に強調したい語句(動詞以外)を置いて強調します。形式主語の構文と異なり、that 以下の部分が不完全な文となるのが特徴です。
>that の品詞は関係代名詞です。who や which が使われることもあります。
>この強調構文になる前の文を考えると・・・・
 とても勉強になりました。またご紹介いただいた[英文法大全」「ちょいデブ親父の英文法」「Weblio」の内容も素晴らしいものでした。精読しました。ラジオ英会話の練習が楽しく続けられるのも、回答者の皆様のお陰です。有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。敬具

お礼日時:2011/03/29 12:55

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