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簿記2級で色々と教えていただきたいことがあります。
素直にテキスト通り理解すればよいのですが、気になってしまいまして・・・。

(1)固定資産の減価償却の方法に定額法と定率法があると学びました。
 これはどんなものを定額法で処理して、どんなものを定率法で処理するなどの基準がある
のでしょうか?

(2)固定資産の除却と破棄の違いがわかりません。
破棄は捨てることなのでわかりますが、除却がよくわかりません。
  除却して廃材としての価値を貯蔵品とするとあるので、廃材として価値があるものを捨てる時に
  除却になるのでしょうか?

(3)貯蔵品の価格はどう決まるのでしょうか?
除却して固定資産を貯蔵品として計上するときに、貯蔵品の価値は一般的にどう決まる
  のでしょうか?

(4)除却して貯蔵品に計上したものを、再び固定資産に計上できるのでしょうか?

ご存知の方がおられましたら教えてください。

A 回答 (2件)

2級勉強中なら、リクツ言うたほうがええかね。



減価償却の方法は、その資産の価値が目減りするパターンを予想して、それに合わせるのがリクツやね。毎年おんなじように目減りしそなら定額法、最初どんどん目減りして、目減りの仕方がだんだん緩くなりそなら定率法。実際には、ほかの回答さんの書いてはる税法の定めをそのまま使うことが多いわ。

除却は、固定資産から外してまうこと。その意味では売却も廃棄も含まれるけど、売却で固定資産から外すなら別扱いにするんが一般的やね。廃棄で固定資産から外すのも別扱いにして構へんけど、簿記の勉強ではあまり見かけへん。売却を別扱いにすると、除却は、将来廃棄か売却か何かする予定やけどまだはっきり決めとらん固定資産で、固定資産としては用済みなものを固定資産勘定から外してまうこと、いう定義になるわ。

除却した後の貯蔵品の計上額は、売却可能価額になるで。この値段で売れるやろいう金額な。

固定資産に復活さすのは、それがちゃんとした理由あるなら可能や。
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(1)固定資産の減価償却の方法に定額法と定率法があると学びました。


 これはどんなものを定額法で処理して、どんなものを定率法で処理するなどの基準があるのでしょうか?

法人税では建物は定額法とすることになっています。
その他の資産は法人の任意選択ですが、一般的に減価償却費を積極的に早期に行いたい法人は定率法、そうでない法人は定額法を選びます。

(2)固定資産の除却と破棄の違いがわかりません。
破棄は捨てることなのでわかりますが、除却がよくわかりません。
  除却して廃材としての価値を貯蔵品とするとあるので、廃材として価値があるものを捨てる時に除却になるのでしょうか?

経理的には破棄とは言わないでしょう。
使用できなくなった有形固定資産を帳簿上の固定資産からはずす処理が除却です。
除却した後売却するか破棄するかということはそれぞれの事情で決まります。
ただし貯蔵品とする場合でもその固定資産が再度使えない程度に壊すことは必要です。使える可能性があれば除却はできません。

(3)貯蔵品の価格はどう決まるのでしょうか?
除却して固定資産を貯蔵品として計上するときに、貯蔵品の価値は一般的にどう決まるのでしょうか?
原則は市場価格で評価します。現実にはスクラップの相場で評価でしょうね、

(4)除却して貯蔵品に計上したものを、再び固定資産に計上できるのでしょうか?
これができないようにして売却か貯蔵品に振り替えるのが除却です。
もしその可能性があれば除却はしません。
万が一こういうことが出たら、その場合は除却した年度の申告について修正申告が必要になります。そういうことがないという前提で行うのが除却です。

貯蔵品であっても社内にその資産が残るような処理は、税務署はその除却についてかなり厳格に見ると考えたらよいでしょう。
安易に除却をしてはいけません。
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