電子書籍の厳選無料作品が豊富!

以下の英文があります。

Consider a number some ten thousand million million times as great.

これを訳すと、

その数の100億倍のさらに100万倍くらいの数を考えて欲しい。

となるのですが、どうしても自分で解くことが出来ませんでした…。

millionが2つ重なっていて、英文を見れば見る程解らなくなってしまって…。

100億倍と100万倍という表現がありますが、双方英文中で見受けられますでしょうか。

また、こういう様な英文を解くにあたって着眼すべきポイントはありますか?

すみませんが、何卒よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

★Consider a number some ten thousand million million times as great.



これは文法問題単独で出てきた問題でしょうか。もしこの単独の文だけで文構造の分析ができる高校生はごくごくわずかしかいないでしょう。少し分析的に、論理的に、数学的に説明しますが、このような考え方を受け付けられない方もおられるので、すんなり分かったとはすぐには言えないかもしれませんが、まずはじっくり読みこなして、分からない点、ひょっとして私が誤解している点などが見つかりましたら、補足ででもお知らせください。

●まず倍数の基本から行きましょう。
・(A) is as large as (B).---------------→(A)と(B)の大きさは同じです。
・(A) is twice as large as (B).----------→(A)は(B)の2倍の大きさです。
・(A) is three times as large as (B).-----→(A)は(B)の3倍の大きさです。
・(A) is million times as large as (B).-----→(A)は(B)の100万倍の大きさです。
ここまではお分かりですね。少し余計なことなんですが、すべての計算の基本は「足す」か「引く」かだけなんです。掛け算は同じ数を「何回」足したかということです。割り算は同じ数を「何回」引いたかということです。
2回同じ数を足せば2倍、3回同じ数を足せば3倍、100万回同じ数を足せば100万倍というふうになります。そういう意味で回数を表す"twice"とか"~ times"という言葉が使われているわけです。

●次に"is"を消すと、倍数を表す部分が(A)を修飾する形容詞句となります。
・(A) as large as (B).--------------→(B)と同じ大きさの(A)
・(A) twice as large as (B).---------→(B)の2倍の大きさの(A)
・(A) three times as large as (B).----→(B)の3倍の大きさの(A)
・(A) million times as large as (B).----→(B)の100万倍の大きさの(A)

●数字の大きさは"large"ではなくて"great"を使います。(あとで簡単な数式の表し方を掲げます。)
すぐ上の最後の句の"large"を"great"に代えます。
・(A) million times as great as (B).----→(B)の100万倍の大きさの(A)
この(A)の中に"ten thousand million"を代入してみてください。
・(ten thousand million) million times as great as (B).----→(B)の100万倍の大きさの(100億)

●(B)の数値を求めると、以下のようになります。
1億=100,000,000
100億=10,000,000,000
100万=1,000,000
(B)=100億/100万=10,000=1万

●本文に戻りますと
"Consider a number some ten thousand million million times as great."
これは省略されたものを補って書くと
Consider a number some ten thousand million million times as great (as the number).
「(その数を)100万倍にしたら約"100億"になる数字を考えて見なさい。」という意味です。なぜ(as the number)が省略されているかと言うと、最初に"a number"という名詞をだしているからです。
答えは「約1万」ということになります。

●もう一度本文の構造を分析すると
"Consider a number (some ten thousand million [million times as great])."
(S)=命令文だから省略
(V)=Consider
(O)=a number
some ten thousand million=この数字はあとに続く計算をして得られた結果の数字
million times as great=「ある数字を100万倍する」という計算式を言葉で述べたもの。そのある数字は"a number"で最初に示されて入るが、背後に"million times as great (as the number)"という形の(as the number)が省略されている。

●前回遅れて回答いたしました"any ~ less than"の質問の回答の最後に、「英語の問題を難しくしようと思えば、否定と省略と比較を出せば得点率はぐっと下がります。」とコメントしましたが、ここではその2項目の省略と比較が出ているわけです。
最後に簡単な不等式の英語の記述の仕方を掲げておきます。

(1) A>B:A is greater than B.「AはBより大きい」
(2) A<B:A is less than B.「AはBより小さい」
(3) A≧B:A is greater than or equal to B.「AはBより大きいか等しい」
(4) A≦B:A is less than or equal to B.「AはBより小さいか等しい」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

反応が遅くなってしまい申し訳ありません。

前回の質問に続き、わかりやすく説明していただいて感謝です!!

回答者様の説明で、私の頭でも理解することが出来ました(>_<)

本当に助かりました!

ご回答いただき有難うございます!!

お礼日時:2011/10/12 23:54

million が2つ続いていて、million million という単位はありませんから、前の million までが1つの区切りだと分ります (million よりも単位が大きくなれば、billion とか trillion とかになりますから)。

実際、その後ろを見ると、 million times (100万の回数) とあります。
すると、ten thousand million times million あるいは million times ten thousand million というのと同じことを言ってるのだと分ります。
3 x 5 が five times three みたいなものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

反応が遅くなってしまい、申し訳ありません。

やはり、重なっているmillionの間は区切って考えるべきだったのですね(>_<)

参考にさせて頂きます!

ご回答いただき、有難うございます!

お礼日時:2011/10/12 23:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!