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赤飯の特徴は二つありますね。
1、赤い色である。
2、もち米を使う。
赤い色は、古来より邪気を祓う力があるとされているためだそうですね。
ところで、うるち米でなく、なぜ、もち米を使うのですか?

A 回答 (2件)

現代のレシピにおける由来は他の回答の通り。


柳田國男は赤飯の起源は赤米だとしています。なのでそちらから考えた説を上げてみます。

赤米は古代では税として納めるほどポピュラーでしたが、やがて白米に取って代わり、明治以降はば赤米撲滅運動までありました。
その原因は何と言ってもまずさ。粘り気が全くなく、赤い色はタンニンなので渋くてとても喉を通るものではありませんでした。(現代のは品種改良されています)
そこでもち米を混ぜると匂いや味も改善され食べやすくなると言われていました。

古来より年貢として赤米を使っていたために、今でも神饌として赤米を栽培している神社もあります。
また道教などの影響により赤に邪気払いの作用があるとされるようになって、同じく邪気払いのアズキにもち米を混ぜて作るようになったという説もあります。
つまり赤米>白米>もち米+アズキではなく、赤米+もち米>アズキ+もち米という説です。

このほかにも諸説あるようです。
ちなみにアズキは実が裂けやすく、切腹を連想するので関東ではササゲを使うといわれています。
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この回答へのお礼

早急な回答ありがとうございました。

古くからの由来を説明して頂きました。
我々の先祖は、日常赤米を食べていたということですね。白米を食べるようになってからも、記念日などでは、赤米を食べたことを伝承しているのですね。。ただし、赤米その物でなく、もち米や小豆なども利用してきておりますが、先祖が赤米を食べたという心を、現代まで引き継いでいる、ということですね。

お礼日時:2013/01/24 18:51

うるち米は水で炊く用の米であって、赤飯の正しいレシピはせいろで蒸すからです。



うるち米ともち米の違いは、吸水量の違いによるでんぷん糊化の違いなので、
うるち米を蒸し上げると、冷めるとすぐに硬くなってしまいます。
うるち米でもちをつくと芯が残っておはぎになります。だから乾かないようにあんこでコーティングをする。
もち米で蒸しあげた赤飯は、常温でも硬くなりにくい。
炊飯器のある現代と違い、おひつしかない昔に宴席で振る舞うために、冷めても硬くなりにくいレシピなのでしょう。
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この回答へのお礼

早急な回答ありがとうございました。

<冷めても硬くなりにくい>
という理由ですね。

お礼日時:2013/01/24 08:09

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