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あるテキストの問題なんですが…

決算日(3/31)に○○株式会社の金庫を調査したところ、以下のものが保管されていた。なお、決算整理前の現金帳簿残高は13150 円である。
(1)紙幣6450円
(2)配当金領収書(未処理、繰越利益剰余金の配当)2300円
(3)得意先振出の小切手(4/15付け)4000円
(4)お金を借りた旨のメモ2500円

解答
配当金領収書(未処理)
(借)現金預金2300 (貸)受取配当金2300
先日付小切手
(借)受取手形4000 (貸)現金預金4000
お金を借りた旨のメモ
(借)貸付金 2500 (貸)現金預金2500
現金過不足の把握
実際有高:
(1)6450+(3)4000+(4)2500=12950円
現金過不足:
12950円-13150円=△200円(雑損)
(借)雑損200 (貸)現金預金200

(この質問は他の質問者様のをまるまる拝借させて頂きました…)
上記の解答で理解出来ない部分があります。

仕訳も雑損処理も自分なりに考えてみて、それまで答え事態は合ってたんですが、分からないところはこのテキストの実際有高の計算に、(3)先日付小切手と(4)お金を借りた旨のメモをなぜに+(プラス)としたのか?というところです。

自分のやったのが…
(1)決算仕訳を行い
(2)帳簿残高の修正
(3)(2)と実際有高との差額で雑損益を計上
という考え方です。

テキストの答えの理屈が解らず、今ひとつピンとこないので教えてください。

あと、ちなみに役員などがお金を借りた旨のメモというのは、役員が会社からお金を借りたというでしょうか?(仕訳が借方の貸付金になるので)

なんか色々考えみたんですが正確ではないので皆様に質問させていただきます。
よろしくお願いします

A 回答 (1件)

こんにちは。



>分からないところはこのテキストの実際有高の計算に、(3)先日付小切手と(4)お金を借りた旨のメモをなぜに+(プラス)としたのか?というところです。//

(2)には「未処理」とありますから、配当金領収書を受け取っただけで何も会計処理をしていません。つまり決算整理前では現金勘定に組入れられていません。
一方、(3)と(4)はいったん現金として受け入れられ会計処理されていたものです。ふたを開けたら実は現金ではなかったのですが、帳簿上は依然現金です。
ですから(1)+(3)+(4)が決算整理前の実査上の現金の合計額になります。これと帳簿上の現金残高と比較するのが解答の方法です。

lionheart26さんの方法とは違い、決算整理前に雑損を導き出していますが、行なっていることは結局一緒です。帳簿上の現金の範疇と実査上の現金の範疇を比較しているのですから。ただ、決算整理前に帳簿と実査の比較を行なっている解答の場合、その時点での会計処理上現金と扱われているものを実査上の現金の範疇に含めているだけです。


>あと、ちなみに役員などがお金を借りた旨のメモというのは、役員が会社からお金を借りたというでしょうか?(仕訳が借方の貸付金になるので)//

そうです。ただ、役員に貸付けた場合、「役員短期貸付金」という科目を使うと思います。「短期」を付けたのは、機関決定もなくメモ程度で融通するのは一時的なものと考えられるからです。
企業会計原則 第三 貸借対照表原則 四 貸借対照表の分類 (一)資産 Dには、
「債権のうち、役員等企業の内部の者に対するものと親会社又は子会社に対するものは、特別の科目を設けて区別して表示し、又は注記の方法によりその内容を明瞭に示さなければならない。」
とあります。
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