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弁理士という資格についてなのですが、私は文系大学出身者で、理系の知識はまるで持ち合わせていません。弁理士になる場合、仕事の性質上、高卒レベルの理系知識どころはなく、大学卒業程度の理数系の専門知識は、必須といえるでしょうか。文系出身者で弁理士になる人は商標・意匠に関する登録をする場合が多いらしいですが、やはり弁理士の仕事として圧倒的に多いのは特許(+実用新案)申請ですよね。また、弁理士の職務としては、ひとつの専門分野に詳しければそれでいいのでしょうか。つまり、ITにも化学にも電気関係にも詳しいという人はまれなわけで、特定の分野に特化した特許申請というのを弁理士の方々はしているのでしょうか。あと、英語の読み書きにも実務上は必要条件として要求されますか。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

・商標専門家、意匠専門家っていう道もありますが、数は圧倒的に少ない。


・係争専門家っていう道もあるかもしれませんが、やっぱり技術をしっておかないといけないし、係争はたいてい技術を知っている弁理士+法廷技術を知っている弁護士って組み合わせなので、やっぱり入り込む余地は少ないかな?

おおざっぱに言えば発明、っていうのは、そもそも世界ではじめて開発された技術、っていうものなので、どんな人にとっても理解が難しいのは当然です。でも、それを理解しなければ法律の言葉に落とし込めません。なので、技術を理解する下敷きが必要だと私は思います。
(注:法律専門家の方へのご注意。これはあくまでおおざっぱのアドバイスです!)


参考になったでしょうか?
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下記の回答No.4およびNo.8をご参考に。



http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2063150

私の出身大学(法学部)でも弁理士試験合格者がときどき出ましたが、みんな合格後は理系の夜間大学に通っていました。私は途中で止めてしまったので実際のところは知りませんが、やはり大卒レベルでないと難しいというOBの弁理士たちの判断だと思います。

で、文系弁理士も、一応はそういう形で技術の知識をフォローしているわけですが、弁理士の評価をするのは企業の技術屋ですので、(良いか悪いかは別にして)やはり技術の知識で評価されますから、高い評価を得るのは難しいと思います。
それ以前に文系弁理士は受け入れてくれる事務所が少ないというのが、実際のところではないでしょうか。

ひとりですべての技術分野に精通しているスーパーマンはそうそういませんので、所長はともかく、基本的には弁理士は自分の専門の技術分野を持っていますし、むしろそういう分野を明確に持って前面に出していかないと、顧客の信用は得られないと思います。知財専門誌に載っている特許事務所の広告を見ても、

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☆東京特許事務所☆

弁理士 押得手 太郎 (機械)
弁理士 具宇 花子 (化学)
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・・・てな具合に書いてあることが多いです。
(上記の例はもちろん架空の事務所・弁理士です)

英語は、基本的には必要と思いますが、特許書類の翻訳をする専門家もいますので、弁理士自身にどの程度必要かは、私は事務所勤務の経験はないので、わかりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。やはりひとつの分野とはいえ、大卒レベルの理系の専門知識はないと現実的ではないようですね。参考URLも感謝です。

お礼日時:2006/05/16 00:59

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