No.4
- 回答日時:
#2で回答したものです
退職給付引当金の計算時期についてちょっとだけ補足します
年金資産の時価評価は5日もあれば時価情報を入手できるのですが
退職給付債務についてはそうはいきません
個人ごとに計算しなければなりませんし、
自社計算するところはあまりありませんので(生保等に依頼する)
退職給付債務を計算するには1ヶ月以上かかるのが通常です
また退職給付債務は予測給付債務といわれる概念を採用しており
20年以上の未来を予測して計算しているため
どれだけ頑張っても他の引当金に比べて計算の精度が低くなります
そのため厳密に期末データに基づいて計算して
短信発表に間に合わなくするより
(退職給付費用を確定させてから原価計算して、税金計算してとしていたら
製造業は45日以内に決算数値が確定できない)
1年程度で発生する予測値の誤差は重大な影響を与えないという前提で
期首に計算することを原則としています
さらに数理差異についても実際の支給時まで差異は確定しません
そのため当期に費用化してもあまり意味がないとのことで
翌期以降に期間按分するのが原則となります
以上の理由により期首に金額自体は一応確定します
さらに実務指針の設例においても期末処理はしてませんので
実務指針に則って計上額が確定する期首に処理する方針をとっているのかもしれません
あくまで原則なので例外も認められていますし
誤差が拡大する状況が認識されれば再計算することもあります
小規模会社だと簡便法を使うため期末まで確定しない場合もあるでしょうね
No.3
- 回答日時:
企業会計において、退職給付引当金は将来予測される退職給付の内、当期にか
かる費用を算出する必要があります。
年金資産がある場合、3月末現在の年金資産を考慮した上で算出します。
よって年金資産があれば、4月に入らないと実際には計算できない場合が多い
と思われます。
また、年金資額が決算に間に合わないのであれば、決算時に予測できる金額に
て計上すれば良いだけですから、間に合わないという理由で3月に計上できない
事はありえません。
→税法的には損金ではありません。企業会計上行う処理ですから合理的な計
上であれば問題ありません。
期初に計上しても毎期同じ処理をすれば同じ・・・とも言えなくも無いです
が、当期にかかる費用を計上しなければ企業会計上意味がありません。
(期初で計上できるのは前期にかかる退職給付費用です。4月に始まる期の
退職給付費用は計算できません)
>ただ三月に計上するのを忘れて四月に計上したと考えていいのでしょうか?
それ以外の合理的な理由が思いつきません。
>また四月に計上するのが正しい場合
ただ単に間違っているだけだと思われます。
よって、正しい場合の回答はできません。
No.2
- 回答日時:
退職給付引当金の総勘をみればわかりませんか?
3月というか期末に計上すればいいんですが
他の引当金と違い期首に期末計上額が決定するので
毎期4月に計上されているのであれば
そのせいかもかもしれません
当期だけというのであれば#1でのとおり
ただの計上漏れかと。。。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 財務・会計・経理 賞与引当金の計上について計上が必要かどうかまとめてみました(1月決算) 認識違うぞということがあれば 1 2023/07/24 17:17
- 雇用保険 雇用保険の基本手当の額の計算方法は 「算定対象期間において被保険者期間として計算された最後の6ヶ月間 4 2023/01/18 14:24
- 厚生年金 友人がアルバイトをしているのですが 今年の4月から社会保険が適用されていて、毎月社会保険は1万500 3 2022/08/10 00:56
- 労働相談 去年一月から10月まで働いて 一度退職して一月から転職したんですが その場合退職や給料した場合 傷病 1 2022/03/25 20:05
- その他(お金・保険・資産運用) 社会保険料、厚生年金、住民税、雇用保険料はいつ引き落とされますか? 4/15付けで前職を退職し、4/ 5 2022/05/14 09:36
- 雇用保険 失業保険申請前の短期就労の給与から雇用保険料が引かれている場合の対応について 今年の3月に退職し、3 2 2022/07/08 08:37
- 就職・退職 金融機関の退職後の営業手当(サポート手当)についてです。 3月末に、金融機関を退職したのですが、6月 1 2023/06/22 21:10
- 労働相談 至急‼︎‼︎ 以下の求人について質問します。 会計年度任用職員のパート雇用です。 【期間】最長4月1 1 2023/02/06 00:38
- 転職 退職 有給消化の使い方について 7 2023/05/28 21:22
- 就職・退職 退職前の基本給の扱いについてお願いします。 私自身の退職を目前にして、イヤな噂話が耳に入って来ました 5 2022/10/12 14:14
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
受講証紙代の処理について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
圧縮記帳:返還を要しないこと...
-
消火器購入時の勘定科目について
-
法人税別表4について
-
差し入れ保証金と保証金
-
入社試験にかかる費用は・・・
-
ウイルスバスター更新料の勘定科目
-
コンサルタント業の原価とは何...
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
戻入利息の勘定科目
-
自動車税の勘定科目
-
PCのセキュリティソフトを3年契...
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
ショウルームの展示物について
-
退職給与引当金の別表4で取り扱い
-
補助金が翌年に交付した場合の...
-
供託金処理について
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
消火器購入時の勘定科目について
-
受講証紙代の処理について
-
戻入利息の勘定科目
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
コンサルタント業の原価とは何...
-
法人税別表4について
-
ショウルームの展示物について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
仕入先が倒産した場合の買掛金...
-
中小企業者等の少額減価償却資...
-
ウイルスバスター更新料の勘定科目
-
補助金が翌年に交付した場合の...
-
入社試験にかかる費用は・・・
-
製造原価報告書は作成しなくて...
-
圧縮記帳:返還を要しないこと...
-
美容院やサロンで、お茶とかお...
-
免状交付の勘定科目
おすすめ情報