9月に初の決算を迎えました。
6月にVistaを購入しました。金額は30137円です。
10万円以内のソフトウェアは一括償却出来ると言うことですが、
そのために別表16-1、16-2を用意しましたが16-1の書き方が分かりません。
一応下記まで記載することが出来ました。その他、記載の必要な所を教えてください。
なお、今期は他に償却する資産はありません。
資産区分
種類:無形固定資産
細目:ソフトウェア
耐用年数:5年
取得価額
取得価額または制作価額:30137
圧縮記帳による積立金計上額:0(?)
差引取得価額:30137
帳簿価額
償却額計算の対象となる~:30137
期末現在の積立金の額:0
積立金の期中取崩額:0
差引帳簿記載金額:30137
損金に計上した当期償却額:30137
前期から繰り越した償却超過額:0
そのほか、25番と35番に30137を記載しています。
後は言葉の意味がよく分からずに記入出来ていません。
どうかご指導のほどよろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
そのソフトは10万円未満ですから消耗品扱いです。
減価償却の必要はありませんから別表に記載する必要はありませんが、どうしても減価償却資産として計上したければ計上することもできます。会社の減価償却費は、まず税法とは別に、会計理論に基づいて計上し、それを別表によって計算される税法の限度額と比較して限度を超えていれば損金不算入となるという制度になっています。ですから、別表は限度額を計算する書類であって、減価償却費そのものを計算する書類ではありません。減価償却費は別表とは別に独自で計算し、決算に計上するものです。
法人税の申告は、まず決算があって、その決算に計上したそれぞれの金額をもとに調整するために作成するものです。別表16の「損金に計上した当期償却額」の欄は、決算に計上した減価償却費を記入する欄です。決算でいくら計上したかがわからなければ記入できません。それが基本的な考え方です。
ただ、証券取引法などの制約を受けない中小企業では、税法を基準に計上するのが一般的なので、まず別表で限度額を計算し、それを決算に計上して、限度超過額が出ないようにするのが普通でしょう。
会社の申告書は個人の申告書とは全く違い、会社法に基づく決算が前提になりますから、かなり複雑です。税理士に依頼せずに自分で申告書を書こうと思っているなら、まず決算について理解した上で、別表の書き方については税務署や法人会などが書き方の説明会をしているはずなので、そういったもので勉強する必要があるでしょう。もちろん専門の書籍も色々出ているので、それを読んで理解できるなら、それをガイドに自力で書くことも可能だと思いますが、実際にはかなり難しいと思います。
早々の回答ありがとうございます。
なるほど、消耗品扱いで良いのですね。
償却について詳しい仕組みも教えていただき有り難うございます。
確かに複雑で難解で、個人の確定申告なんかとは比べものになりません。
ただ、今回自分で決算処理をすることでたくさん勉強する事も出来ました。
本来なら税理士に依頼するのでしょうが、費用の関係で今期は自分一人でと頑張って見ました。
今後、更に発展させていくつもりですので、税理士にお願いして行こうと思います。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
ひとつ書き忘れましたが、一括償却資産とは、取得価額が10万円以上30万円未満で、本来の減価償却をせず、3年の均等償却をするものであり、別表16(8)に記載します。
取得価額が10万円未満なら、特に別表などに記載することなく消耗品になります。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 簿記→圧縮記帳について 1 2022/09/12 22:19
- 財務・会計・経理 ソフトウェアの除却について質問です。 2023年1月に決算が終わりソフトウェアの 取得価額12226 2 2023/06/14 16:52
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 満期保有目的債券の償却原価法の計算について(簿記2級) 1 2022/06/18 15:40
- 財務・会計・経理 もう一度減価償却について質問です。 (pc11月31日に、利用開始して1月末決算) 決算終了後の減価 2 2023/04/12 15:08
- 財務・会計・経理 減価償却内訳書について 1 2022/08/11 08:51
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 簿記3級 仕訳の問題です。 2 2022/09/23 22:03
- 財務・会計・経理 パソコンの減価償却の質問になります (2022年1月31日決算) 2022年11月30日にパソコンを 2 2023/04/05 19:57
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 有形固定資産の期中売却の取引について 1 2023/03/02 12:31
- 財務・会計・経理 一括償却資産のメリットについて 2 2022/10/15 21:58
- 確定申告 不動産投資の減価償却費の算出方法 5 2022/12/03 15:06
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
受講証紙代の処理について
-
消火器購入時の勘定科目について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
圧縮記帳:返還を要しないこと...
-
法人税別表4について
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
供託金処理について
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
差し入れ保証金と保証金
-
パソコンが壊れ交換となった場...
-
コンサルタント業の原価とは何...
-
製品在庫から部品取り等の製品...
-
ウイルスバスター更新料の勘定科目
-
補助金が翌年に交付した場合の...
-
赤字決算(法人)となった場合...
-
税務調査での棚卸在庫漏れ
-
入社試験にかかる費用は・・・
-
不良品の処理について
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
消火器購入時の勘定科目について
-
受講証紙代の処理について
-
戻入利息の勘定科目
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
コンサルタント業の原価とは何...
-
法人税別表4について
-
ショウルームの展示物について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
仕入先が倒産した場合の買掛金...
-
中小企業者等の少額減価償却資...
-
ウイルスバスター更新料の勘定科目
-
補助金が翌年に交付した場合の...
-
入社試験にかかる費用は・・・
-
製造原価報告書は作成しなくて...
-
圧縮記帳:返還を要しないこと...
-
美容院やサロンで、お茶とかお...
-
免状交付の勘定科目
おすすめ情報