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平成14年4月1日 額面総額50,000,000円の社債を期間10年、利息1,5%、利払日9月末、3月末 払込金額100円当たり98円で発行。
平成16年3月31日に額面10,000,000円の社債を100円あたり98,8円で買入償還した。

こたえ
社債 9,840,000      現金など9,880,000
社債償還損 40,000
社債利息 20,000     社債 20,000

なのですが

借方の社債 9,840,000  については
償却原価法での社債利息
=(10,000,000-(10,000,000×98円÷100円))÷10年=20,000円
より
発行金額9,800,000+2年分の社債利息40,000円
となっていることから
必ず償却原価法で計算した後に買入償還をするのでしょうか?

しかし16年度分の償却原価法で社債利息を加算したのに
更に
「社債利息 20,000   社債 20,000」の仕訳を起こす理由がわかりません。

意味不明な質問で申し訳ございません。
要は買入償還をするときは
必ず償却原価法を行なったあとの金額を借方にもってくればいいんですよね?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>必ず償却原価法で計算した後に買入償還をするのでしょうか?


そうです。期首から償還時までの期間について、償却原価法を適用して社債金額を増加させなければなりません。

 会計上のルールの1つである「金融商品に係る会計基準」には償却原価法についてこう規定されています;
 「償却原価法とは、債権又は債券を債権金額又は債券金額より低い価額又は高い価額で取得した場合において、当該差額に相当する金額を弁済期又は償還期に至るまで毎期一定の方法で貸借対照表価額に加減する方法をいう。なお、この場合には、当該加減額を受取利息に含めて処理する。」(同会計基準注解5)
  金融商品に係る会計基準:http://gaap.edisc.jp/docs/01/11/
  同注解:http://gaap.edisc.jp/docs/01/12/

社債利息 20,000   社債 20,000
という仕訳は、上記規定で言うように、償還期までの差額を加算したものです。


とはいえ、lkhjlkhjlkさんは
>しかし16年度分の償却原価法で社債利息を加算したのに
更に
「社債利息 20,000   社債 20,000」の仕訳を起こす理由がわかりません。//
と、この仕訳の意味に疑問をお持ちなのですね。

 ところで、この額面10,000,000円分の社債の期首簿価(貸借対照表価額)は幾らでしょう?ご質問の中では言及されていませんが、この問題の会計期間は平成15年4月1日から平成16年3月31日ですね。期首つまり平成15年4月1日時は社債発行から1年経っていますから、
10,000,000x98%+20,000=9,820,000
です。これがこの問題を解く際の社債金額(B/S価額)です。問題文にはこの金額が提示されていませんが、この金額がスタートラインなのです。lkhjlkhjlkさんは、
>16年度分の償却原価法で社債利息を加算したのに
と仰っていますが、9,820,000円こそが加算されるべき元の金額で、「社債利息 20,000   社債 20,000」が加算の仕訳であって、この仕訳なしに「社債 9,840,000」を登場させることはできません。「社債利息 20,000   社債 20,000」の仕訳があって初めて、「社債 9,840,000」が登場できるのです。

 最初の質問に戻りますが、
>>必ず償却原価法で計算した後に買入償還をするのでしょうか?
そうです。期首から償還時までの期間について、償却原価法を適用して社債金額を増加させなければなりません。それが会計上のルールです。
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この回答へのお礼

アドバイスいただきありがとうございます。最後に買入償還するのですね。

お礼日時:2009/09/13 22:49

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