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実際原価計算でも
材料費であれば予定消費単価を
労務費であれば予定消費賃率を用いて原価計算をします。
教科書には実際原価計算の場合は一定期間終わらないと消費単価が計算できないので便宜上予定消費単価・賃率を用いて計算するとのことでした。
不思議なのは、
標準原価計算の標準価格・標準賃率と
実際原価計算の予定消費単価・予定消費賃率に何故違いがあるのでしょうか?

製品を作る上で目標のコストがあり、それが標準価格・賃率なら
予定消費単価・賃率というのはそれより余裕を持たせたものなのでしょうか?

教えて下さい。

A 回答 (1件)

>標準原価計算の標準価格・標準賃率と


>実際原価計算の予定消費単価・予定消費賃率に何故違いがあるのでしょうか?//

違いはありません。 工業簿記のルールともいうべき「原価計算基準」には、
「標準価格は、予定価格又は正常価格とする。」
と規定されています(第3章 標準原価の計算 41標準原価の算定 (1) 標準直接材料費 3)。
ここで価格とはいわゆる単価のことです

違いがあるのは価格ではなく消費量です。
実際原価計算では、消費量が実際であれば価格が実際でも予定でも実際原価とされます。
つまり予定価格x実際消費量 又は 実際価格x実際消費量 は実際原価

標準原価計算では、価格のみならず消費量も予定であることが求められます。
つまり予定価格x予定消費量 が標準原価

となります。

より詳細な、標準・予定・正常などの定義は「原価計算基準」に定義されていますので、そちらをご覧になることをお勧めいたします。

参考URL:http://gaap.edisc.jp/docs/01/13/
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この回答へのお礼

Major123様ご回答ありがとうございます。
予定価格も標準価格もどちらも合理的に算定されたものなら、その値が異なるのはおかしいのではないかと思っていたら・・・
やはり同じなのですね!!

テキストにはそのような記述がなかったので助かりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2009/11/21 17:55

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