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平均原価の算定と時価評価(とおるゼミの問題)

お世話になります。早速ですが

問題

次の一連の取引について仕訳しなさい。

(1)山形株式会社は、3回に分けて、売買目的で株式を取得した。
 
 第1回目は400株、取得価額@¥1,500
 
 第2回目は1,000株、取得価額@¥2,000
 
 第3回目は600株、取得価額@¥1,700であり、時価は1,600 となっている。
 
 なお、翌期首に取得価額に振り出す(洗替法)。

(2)期首に帳簿価額を取得原価に振り戻す。

(3)保有する株式のうち、500株を@¥1,900で売却し、代金は4日後に受け取ることにした。
 
 株式の払出単 価の計算は移動平均法によっている。

解答

    借方             貸方

(1) 有価証券評価損  420,000 売買目的有価証券 420,000

(2) 売買目的有価証券 420,000 有価証券評価損  420,000

(3) 未収金      950,000 売買目的有価証券 905,000
                有価証券売却益   45,000

となっています。

解説の平均単価の計算で

 @¥1,500×400株+@¥2,000×1,000株+@¥1,700×600株
―――――――――――――――――――――――――――――――
           2,000株

となっているのですが、この計算方法は平均法ではないのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

移動平均法も総平均法も平均法なので、書かれている式は平均法です。



取得の途中に売却していないので、移動平均法でも総平均法でも同じ結果になります。
両方の方法で計算すればわかります。

その式は一見すれば総平均法ですが、移動平均法の式を1つにまとめて変形すれば導けます。
この問題のように両方の方法が同じ結果になる場合に使えるテクニックです。
そういうことを分かった上で使えば便利です。
でも移動平均法の式で計算するのが基本ではあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。納得しました。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2010/09/29 17:43

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