プロが教えるわが家の防犯対策術!

銀行員として来年から働くものです。
資格として持っていると役に立つ物を教えて欲しいです。
証券外務員、簿記、FP、宅権、中小企業診断士、の他にありますでしょうか?

それと、銀行員業 務検定についてなんですが、いまいちどういう仕組みか理解できていません。
財務や法務などのうちからいくつか取ればいいのか、それとも全部とるべきなのでしょうか?
そもそも、何種類あるのでしょうか?

質問が多くなりましたが、一つでもいいので御回答頂けるとありがたいです。

A 回答 (3件)

銀行に25年勤務、現在は子会社の経営企画部の部長席を勤めています。



貴方のように志の高い方の投稿を嬉しく思います。
本題ですが、銀行員(総合職)として、必ず取得しておくべき資格と取得しておくとベターというものがあります。前者(証券外務員、銀行業務検定、FP2級程度等)については、既に回答者の方の仰る通りです。後者は、今後貴方が銀行員としてどう生きるかにより、その取得意義が変わってきます。

貴方は、ゼネラリストで生きるのでしょうか。それともスペシャリストで生きるつもりでしょうか。
私がお勧めするのは、ゼネラリストです。銀行員は何でも屋、浅く広く知り、引き出しが多い方がいいかと思います。そして、王道を生きることです。

銀行の収益の4本柱は分かりますか。そう、貸金利鞘収益、預金利鞘収益、外為手数料収益、国内為替等手数料収益です。景気低迷もあって、貸金・預金利鞘とも減収基調にありますが、それでも一番の柱は貸金利鞘です。銀行員として、貸金が分からないようではいけないと思います。勿論、預金知識、為替知識、外為知識もなければ、顧客と話しができません。即ち、こういう王道の現場経験の積み重ねの中で、資格をどう活かし、銀行の収益にどう結びつけるかだと思うのです。

法人営業部で貸金の提案をする者は、取引先の決算書は当然読めますし、貸金のタイミングも分かります。何も中小企業診断士の資格までなくても銀行に十分貢献できます。顧客から診断を求められるならば、銀行の総合研究所に有資格者がいますから、引き合わせをして、確りとした診断を提供し、手数料を銀行に落とせばいいのです。でも自分が有資格資者だからといって、お話しをしたところで、手数料は取れません。顧客はありがたいと思うでしょうが、銀行には貢献できません。要するに、資格が仕事をする訳ではないのです。勘違いしないでほしいのですが、資格取得を否定しているのではありません。今与えられた仕事に直結する資格でなければ、単なる趣味になってしまうということです。決して資格マニアになってはいけません。

よく語学に熱心な方がいますが、よくよく聞いてみると、海外勤務を望む訳でもなく、海外派遣による語学留学を望んでいる訳でもない。勿体ないと思うのです。せっかく学んで知識があるのに、業務に活かせないでは、銀行からしたら評価に値しません。それは、個人的な趣味にしか映りません。

理系出身の方で、よく将来的にアクチュアリーとかシステム要員として採用されている方もいらっしゃいます。若くして、銀行本部に所属し、スペシャリストとして活躍されると思いますが、先々は分かりません。王道の経験がなく(少なく)、始めから視野が狭まるからです。王道を経験した上なら、大きな仕事も任されるでしょうが、そうでなければ歯車の一つにしかならずキャリア形成上不利だと思います。

銀行では様々な仕事ができます。貴方には無限の可能性があります。ただ、銀行本来の業務を確りと理解してほしいと思います。その上で新種商品・業務の開発や収益機会の拡大を模索する意識を持ち続けてほしいです。そして、銀行員として生きていく中で、直面する業務に必要となる資格を随時身に纏っていくことだと思います。本当に必要と思う時期に取得するからこそスキルに繋がるのだと思います。

ご活躍を祈念しています。
    • good
    • 19

現役行員です。

新人のうちは、入行直後から、お書きの2種証券外務員や生保・損保の募集人資格は
間違いなく取らされます。これらは持っていないと、テラー業務や渉外業務で商品の勧誘ができませ
んので。あと、銀行業務検定は地銀レベルだと、一定レベル以上の役付者に昇進する1つの条件にな
っていることが多いですし、自己啓発でヤル気を見せるツールにできるので、入行後しばらくは、6、
10、3月の年3回、毎回受検することになると思います。ちなみに「法務・財務・税務」は主要3
科目と言われ、大概の金融機関では取得が必須かと思います。支店長代理以上になるためには2級を
揃える必要があるところも結構あるようです。(ウチもそうです)ほかは担当する業務に合わせて取
ることが多いですね。全部で20種以上ありますので、全部取る必要は無いと思います。上記の主要
3科目+担当する係で役立つものを、その都度受検すれば問題ありません。それ以外の資格なら、簿
記3級(できれば2級)、FP技能士2級(できれば1級)、宅建あたりは汎用性が高く、渉外業務
に不可欠な知識も含むので、オススメです。診断士はある程度、キャリアを積んでいると役立つ有意
義な資格ですが、アドバイスや経営指導は十分な経験が前提なので、最初から狙う必要は無いと考え
ます。あとは税理士、司法書士あたりがもし取れれば、色んな意味で一目置かれるでしょうね・・・
    • good
    • 4

今からあまり入れ込むと息切れしてしまいますよ(笑)



入行までに必ず取っておくべきものは証券外務員資格です。これがないと仕事ができません。
生保、損保等の資格は入行後でも構いません。

簿記、FPなどは自己啓発の意味でも勉強しておくことが望ましいです。
中小企業診断士は、今はかなり難易度が高い資格です。

業務検定は、「金融財政事情研究会」や「近代セールス社」などが主催するもので、まずは通信講座を受けてから受検することになります。
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!