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<問題概要>
精算表の試算表欄「受取家賃」の項目に「¥33,000」と記録されています。
期末整理事項で、
2月28日に過去1年分の家賃を受け取っています。
会計期間は平成20年4月1日~平成21年3月31日です。

<正解>
33,000は11か月分なので、1か月分の3,000円を見越し計上する。
未収家賃 3,000/受取家賃 3,000

以上です。
平成21年3月1日~3月31日のぶんの受取家賃を、「未収家賃」として計上することはわかります。

ですが、2月28日に受け取った「受取家賃¥33,000」が、なぜ11か月分になるのかわかりません。
「受取家賃¥33,000」は、平成20年3月1日~平成21年2月28日のぶんと解釈していいんですか?
「過去1年分の家賃」ということは、この受取家賃には、「平成20年3月1日~3月31日」のぶんも含まれているんですよね?
ですが、「受取家賃¥33,000」を、平成20年3月1日~平成21年2月28日のぶんと解釈すると、12か月分ということになってしまいます。

私の解釈はどこが間違っているのでしょうか?
2月28日に受け取った「受取家賃¥33,000」が、11か月分になるのはなぜでしょうか?

知識をお持ちのかた、ご教授宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

こんにちは。



当期の期首からの動きを考えてみましょう。


>2月28日に過去1年分の家賃を受け取っています。//

ここから、期首には平成20年3月1日から平成20年3月31日まで1か月分の家賃が未収状態になっていることが分かります。すると期首試算表には借方にこの1か月分の未収家賃が計上されていることになります。かりに1xx円としておきます。

期首には再振替仕訳を行ないますから、

受取家賃 1xx /未収家賃 1xx

と仕訳を切り、未収家賃を0(貸借同額)にすると同時に、借方に受取家賃を計上させます。借方計上ですから、謂わば受取家賃のマイナス額ということです。

そして期中もだいぶ期末に差し迫ったところで、やっとそれまで1年分の家賃を貰うことになりました。それが、

>2月28日に過去1年分の家賃を受け取っています。//


でした。これは12か月分ですから、金額は上記で再振替仕訳をした金額の12倍です。12xx円としておきます。

現金 12xx /受取家賃 12xx

精算表の受取家賃欄には、ここまでの取引を集計して表示されています。すると貸方残高として11xx円が残ることになります。これが33,000円です。つまり1か月につき3,000円。
期末整理事項では前期末で行なったことと同じ1か月分の家賃未収状態が期末に発生します。今度は金額が分かっていますから、

未収家賃 3,000/受取家賃 3,000

と計上します。


見越し・繰延べがおこる場合には、まず、数直線を書いて、当期の部分を仕切り、それと受け取った、又は支払った金額の期間とを比較してみましょう。期間のズレが見越し・繰延べ部分です。

さらに、今回の問題のように前期にも見越し・繰延べがある場合には、前期に計上した見越し・繰延べと期中の受取り・支払いとで残額が幾ら・何か月分になるか考えましょう。

ご参考までに、同様の問題を別の方に回答したときのURLを記載しておきます。考え方は一緒です。

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7920217.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
質問のたびに、わかりやすくご説明いただき恐縮です。
毎回、大変助かっています。
改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/10 16:05

>2月28日に受け取った「受取家賃¥33,000」が、11か月分になるのはなぜでしょうか?



まず受取家賃について順番にどのような仕訳が起きているか確認していきます。

平成20年3月の決算整理において次の仕訳が起きています。
未収家賃 / 受取家賃 3,000
理由は平成20年3月分の家賃の入金がないからです。

ここから平成20年4月以降の仕訳になります。
それで期首に上記の仕訳を洗い替えします。
受取家賃 / 未収家賃 3,000

平成20年2月28日に次の仕訳が起きています。
現金等 / 受取家賃 36,000
36,000円は1年分の家賃です。

平成20年の決算整理前の残高は36,000円-3,000円=33,000円になります。
1年分の家賃から昨年3月分の家賃1月分が控除されているため33,000円は11か月分の家賃ということになります。

この回答への補足

お答えいただきありがとうございます。
理解力が低く恐縮です・・・

>平成20年3月の決算整理において次の仕訳が起きています。
未収家賃 / 受取家賃 3,000
理由は平成20年3月分の家賃の入金がないからです。

平成20年3月分の家賃の入金がないから、未収家賃/受取家賃という仕訳がでてくるのはわかります。
ですが、1か月分の家賃が3,000円だということはこの時点では判明していないです。
同様に、
>平成20年2月28日に次の仕訳が起きています。
現金等 / 受取家賃 36,000
36,000円は1年分の家賃です。
ここでも現金等/受取家賃の仕訳になることはわかりますが、1か月の家賃が3,000円であるということが判明していないので、1年分の家賃が36,000円になるという答えもだせません。


結局のところ、
>1年分の家賃から昨年3月分の家賃1か月分が控除されている

という部分が理解できていません。
これがわからないと、33,000円が何カ月分なのかわからないので、1か月ぶんの家賃がいくらになるか、についても算出できません。
大変恐縮ですが、
>1年分の家賃から昨年3月分の家賃1か月分が控除されているという部分についてなにかご教授いただけないでしょうか。
理解力が乏しく申し訳ありません。

補足日時:2013/06/06 14:14
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NO.1です。


たしかに数字は33,000円だとわからなければでてきませんね。
ただ金額は後付けですが考え方金額はうんぬんで仕訳をおって行けばいいだけですよ。

>2月28日に受け取った「受取家賃¥33,000」が、なぜ11か月分になるのかわかりません。
>2月28日に受け取った「受取家賃¥33,000」が、11か月分になるのはなぜでしょうか?

まずこの部分について大きく勘違いしていますが2月28日にうけとった家賃は11か月ぶんではなくて12か月分です。
試算表に計上されている33,000円は、期首に逆仕訳した受取家賃1月分と2月に計上した1年分の受取家賃が相殺されて33,000円記載されているものであって過去1年の家賃ではありません。

仕訳としては次の部分ですね。
期首
受取家賃 / 未収家賃 
2月家賃受取時
現金等 / 受取家賃 

上記の仕訳相殺後が33,000円として試算表に計上されています。
受取家賃は12か月分増加して、1か月分の家賃については期首に洗い替えしているため家賃家賃が1月分減少しています。
単純に増加12か月-減少1か月分=試算表上11月となっています。
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この回答へのお礼

afterrainさま、ふたたびご説明いただきありがとうございます。私の理解力が乏しいばかりに、お手間をとらせてしまい恐縮です。
>試算表に計上されている33,000円は、期首に逆仕訳した受取家賃1月分と2月に計上した1年分の受取家賃が相殺されて33,000円記載されているものであって過去1年の家賃ではありません。
私はこの部分が理解できていませんでした。
>受取家賃は12か月分増加して、1か月分の家賃については期首に洗い替えしているため家賃家賃が1月分減少しています。
単純に増加12か月-減少1か月分=試算表上11月となっています。
afterrainさまのこのご説明で、不明瞭だった部分が解決できました。
かなり苦しんでいたので本当に助かりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/06/10 16:08

横入りで少しだけ付け足すと、その問題は、期首の仕訳・期中の仕訳・期末の仕訳という一連の流れの中で、それぞれどのような仕訳がおこなわれるのかの理解度を試すものなんだ。



すでにいい回答があるので、それを読んで、受取家賃について、期首にどのような仕訳がおこなわれるのか、期中で家賃を受領したときにどのような仕訳がおこなわれるのかを確かめるといいぜ。そうすれば、なぜ11か月分になるのかも、あなたならピンとくるはずだ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
教えて下さったみなさまのおかげで、理解することができました。
そのような問題の意図があったのですね。
問題の意図まで考えが及んでいませんでしたので、勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/10 16:11

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