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「〜使役動詞させてくれる」というのは話し手がやるっていうことですか?それは「〜使役動詞させてもらう」との違いは何ですか?
例えば、「作らせてくれる」「作らせてもらう」

A 回答 (4件)

「くれる」や「もらう」は補助動詞で、文法的には、それぞれ以下のような構図になっています。



1.「(彼が)作らせてくれる」⇒「(彼が)わたしに作らせる」という状況を「(彼がわたしに)くれる」

2.「(わたしが)作らせてもらう」⇒「(彼が)わたしに作らせる」という状況を「(わたしが彼から)もらう」

(他の例)
「彼が(わたしに)本をくれる」=「わたしが(彼から)本をもらう」
「あなたが(わたしに)歌を歌ってくれる」=「わたしが(あなたから)歌を歌ってもらう」
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「くれる」と「もらう」の差です。

「くれる」のは相手の動作で、「もらう」のは「話し手側」の動作です。ところが、「させてくれる」と「させてもらう」という形になると、結果は「する」は話し手であり「させる」のが相手側なんです。なんだか狐につままれたような話になるのですが、根本的に考えると、授受動詞の「くれる」「もらう」の補助動詞としての使用法になるのですが、少し説明しましょう。「授受動詞」には「やる・もらう・くれる」の3種があります。授受動詞の別名が「やりもらい」動詞で、「やる」と「もらう」とは明らかに反対の意味です。

 Aさんにお土産をやりました。(私の動作)  お土産は→Aさんへ行く
 Aさんに(から)お土産をもらいました。(私の動作)お土産は→わたしに来る

この二つだけなら話は単純です。やったり、もらったりするだけです。
 ところが、日本語の場合、「くれる」という動作が入ってきます。

 Aさんがお土産をくれました。(相手の動作) お土産は→わたしに来る

 ここで、何か複雑になりそうな予感がします。

 今度は「くれる」と「もらう」を比較します。
 Aさんがお土産をくれました。(相手の動作) お土産は→わたしに来る
 Aさんに(から)お土産をもらいました。(私の動作)お土産は→わたしに来る
誰の動作かは違いますが、結果的にお土産は私のところにくるわけです。(これは別の日の話ではありません。)
 ここのところが大切なんですが、お土産は一つであり、同じ日に私のところに来たのですから、「くれる」と「もらう」は同じ事を、別の言い方で表しているのです。一つのお土産を「くれた」のと「もらった」の同一の状態を別の言い方で表したことになります。ちがうのは「くれた」という相手の側から言い方か、「もらった」という私の側の言い方かの違い、「くれる」と「もらう」とは、同じことの二つの側面から言ったということです。
 「させてくれる」と「させてもら」とは、動作主の違いはあるが同じことなんです。
させるのは「あなた」、するのは「わたし」です。このことは敬語の「くださる」と「いただく」の違いにもなるので、よく理解してください。「授受動詞」の中の一番大切な部分です。
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どちらも同じことを言っていて、主語が違うだけです。



「あなたが私に作らせてくれる」
「私があなたに作らせてもらう」

どちらも作るのは「私」で、私に作る許可を与えたのは「あなた」です。
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いずれも主語は誰か別の人で、「作る」の動作主体が話者です。

どちらも意味は同じです。あえてニュアンスの違いを言うならば、前者は別の人の好意や許可をより表現していて、後者は話者が許可を取り付けた点をより表現していると思います。
幸運をお祈りします。
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