No.9
- 回答日時:
アメリカに住んで40年目になりました。
私なりに書いてみますね。#8さんまで書かれているのを私は見ているわけですが、違いは分かりましたね。 また共通している部分も分かりましたね。
学校での英語の勉強では中学で教える事が一番大切だと私はいいます。 2倍の給料を払って二倍いの生徒をクラスで教えられるレベルの先生が必要だ!とこの6年間このカテで言ってきました。
丸かバツだけを示したり、せっかく生徒が突っ込んできているのに、日本語と同じ訳にしなくてはならないからと言う理由じゃバツになるのはその先生ですよ。
#8さんまでに、これらの表現の違いはこれほどはっきりしているのが分かりましたね。 そして、中学生でもちゃんと理解できる事でしょう。 難しい事ではないはずなのです。 それをしないでただ日本語の表現と違う、だけでは、これからの英語を習う理由の一つとして英語を自分の持っているいいたいことをいいたいときに使えるようになるように教えると言うことを全然やっていないと言うことになってしまうのです。
この40年で何十億と言う日本人が英語を6年間「教えられた」にもかかわらず一言もいえない、サンマのセイン・カミュが路上の日本人を捕まえて面白がっている犠牲者がいるわけです。
使えるように教えるには、本当の意味の違いをちゃんと年得なくてはならないと言うことなのです。 英語の試験のコツを知らなくてはならない日本人の学生はかわいそうとしかいえないと私は言うわけです。
参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
回答ありがとうございます。
先生は、息子が聞いたとき、
「その辺はきびしくしてるから。」
と言ったそうです。
厳しく指導してもらうのは結構だけど、
息子の納得するように解説してもらいたいものです。
まだ、基礎的な内容なので、今のうちに疑問は一つ一つ解決して
いければと思います。今回はうまく解決してよかったです。
No.8
- 回答日時:
こんにちは!
(a) これは、新しい小説です。
(b) この小説は、新しい。
は、日本語でも若干の違いがありますね。
日本の学校の英作文では
(a) は、This is a new novel. と訳され、
(b) は、This novel is new. と訳されます。
中学1年で教えるときには、this が指示代名詞としても機能するし、指示形容詞としても機能することを【それとなく】弁別させようとすると思います。
高校や大学では、そんなことは分かっているものとして、少し柔軟性を与えるでしょうが、あまり早い段階で、どうだっていいんだよという態度を取りますと、単語のつまみ食いのようなことをして適当な訳を【でっちあげる】生徒になってしまいます。中学の試験での訳は、これが主語だということが分かっていることを先生に証明するための手段として使われている面があるはずです。
好意的に考えれば、×をされた先生は、あまり自由気ままな訳をする習慣を生徒につけさせないように配慮したのかもしれません。
大人の世界の和英翻訳になれば、こうした「逐語訳」は逆に×をされます。目的はもはや日本語の構造を英語に反映させることではなく、意味を伝えることにあるからです。
中学の英語は apprenticeship の期間です。型をしっかり覚えることは、かならずしも創造性を封じるものではないと思います。
ご子息は正しい自分の意見を持てる能力の高い生徒さんだと思います。でも下手をすると、英語の構造をしっかり見ないで、感覚でつかまえてそれですましてしまう才子タイプになる危険もあるでしょう。そのタイプは、後で伸び悩むようになります。英文の構造解析ができないと、精妙なニュアンス等はほぼ確実に取り違えてしまうはずです。
私も、中学で絶対に正しいと思って書いた答案が×になって割り切れない気持になったさまざまな経験を今でも覚えています。しかしそれもすぎてみれば、可愛い貴重な体験だったと思うことが出来ます。
私自身が教師でしたら、こうした紛れを生じる問題は避け、
( )is ( )( )and( )computer.
のように、ほぼ一律に決まってしまう問題にしてしまいます。日本の学校の英語教育は bashing の格好の標的で、悪口を言う人が絶えませんが、じゃあ、どんな代案を出されるのか――限られた時間とばらばらの関心と能力の生徒達相手のクラスを想像すると、建設的な批判はなかなか難しいと思っています。私など、日本の学校教育には、恩義を感じていますので、代案のない批判には疑問を感じます。
ご指導、なかなか大変でしょうが、そのあたりの塩かげんがお父様にかかってくるわけですね...
以上、とりとめもありませんが、ご参考までに。
ご回答ありがとう存じます。
私には、日本の英語教育や学校教育の是非は、
難し過ぎてよく分からないのですが、
今まだ基礎段階にある息子の英語を、
今後よりよく伸ばしていってやりたいと
親として願うのみです。
おっしゃるとおり、穴埋め問題なら
こんなにもめなくて済んだろうと、
私も痛感しております。
お世話になりました。
No.7
- 回答日時:
私も全然いいと思います。
ただ、学校の先生は「テストの解答どおり」あるいは「日本語文どおりに訳すこと」しか考えられない堅物が多いので、バツになってしまったんではないでしょうか。
私も、高校の時(といってももう10数年前ですが(苦笑))、英文のテストで、解答と違う方法で答えたら、当時の担任に、「コレは英語として考えたら正解なんだけど、テストの答えとは違う書き方だから点数はあげられない(=バツだ)」といわれた事があります。
こういうことが起こるから、単純な事を複雑化して考えるようになって、よけいわけが分からなくなり、英語から離れていったりするんですよねえ。日本の英語教育が遅れている一因に、こういう小さい事をいちいち気にして、常に「これは間違えているのかな?」と不安にさせ、自信を与えないことにもあると思います。
実際、学校の英語の先生の大半(もちろん素晴らしい先生もいらっしゃいますけど)は、文法だけを学校や本で学んだ、英語もろくに話せない人が多いですからね。お子さんには、彼の答えは正解だったけど、テストを作った人間の解答とは違う書き方だったために、犠牲になったとでも言った方がいいのかもしれません。息子さんが納得いかないのは本当にわかりますけど。
私が担任だったら、少なくとも不正解ではなく、いくらかの点数はあげていたと思います。
とにかく、息子さん、お気の毒です。
ご回答ありがとうございます。
息子もこれからは、かなり慎重に警戒してこの手の問題をやると
思います。実際5点引かれて相当ショックだったようですので。
今回のことは、彼にもよい経験になったと思います。
来週からの中間テストの方がずっと大事なので、
今、疑問点をクリアできてよかったです。
お礼申し上げます。
No.6
- 回答日時:
ご質問の趣旨とはズレますが、私が親なら、こう言います。
「私も、なぜそれが5点も引かれるバツなのか理解できないし、今後、同様のことを防ぐには、どんな点に注意したらいいかもわからない。なので、先生に質問してみた方がいい。納得のいかない点について、説明を求めるのは、これから生きていく上で大事だ。説明を求めずに、うやむやにするから戦争になったりするんだよ。きっと先生には先生の考えがあったのだろう。一方で、先生だって間違えることはあるんだから、うまくすれば点数を上げてもらえると思う」と。
ただし、うちの息子はそこまでガッツのあるタイプではなかったので、たいていは「これはこれで、あなたが正しいと思うよ。たまたま先生が間違えたんじゃない? 先生に聞いてみたらいいのに」と言ってほっときましたが。たまに先生が間違えて、×とすべき回答を○にしてくださることもあったので、相殺ってことで。
ご回答ありがとうございます。
先生に聞いたら、主語がとにかく問題文の日本語と違うから×だ、というだけで、納得できなかったようです。私も先生と同じ説明しかしてやれなくて情けないのですが、ここで思わぬアドバイスを頂き、息子はなぜ主語が違っていてはいけないかがよく分かったと申しておりまして
ホッとしました。質問してよかったです。
No.5
- 回答日時:
熱い議論についつい引き込まれました。
息子さんのお考えは間違っていると思います。
仮に御質問の文に次のように番号を付けさせていただきます。
(1)This computer is new and popular.
(2)This is a new and popular computer.
間違っている理由は、この2つの文では主語が全く異なり補語も全く異なるからです。別の言い方をすると、(1)は「コンピューター」が「新しくて人気がある」と言っており、(2)は「これ」が「コンピューターだ」と言っているからです。
と言っても、息子さんは納得されないと思いますので、似たような例を考えてみます。
場面1
向こうから女の子が1人歩いて来ます。それを見た2人の男の子が言います。
男の子1:あの女の子可愛いね。(That girl is cute.)
男の子2:本当だね。
この場面で、男の子1は「あれは可愛い女の子だね。(That is a cute girl.)」と言うでしょうか。絶対に言いません。言わない理由は、この場面では可愛いかどうかを言いたいのであって女の子であるかどうかを言いたいのではないからです。
場面2
遠くに男の子2人と女の子2人がいます。1人の男の子と女の子はとてもかわいく、他の2人はその反対です。4人ともTシャツにズボン姿でショートカットなので遠目には男の子か女の子かすぐには見分けがつきません。この4人を遠くから見た女の子2人が話しています。
女の子1:男の子か女の子か、かわいいかかわいくないか、1人ずつ言ってみて。
女の子2:いいわよ。(一番右端の女の子を指して)あれはかわいい女の子だね。(That is a cute girl.)
この場面で、女の子2は「あの女の子はかわいいね。(That girl is cute.)」と言うでしょうか。絶対に言いません。言わない理由は、この場面ではかわいいかどうかと男であるかか女であるかとの両方を同時に言いたいのであって、かわいいかどうかだけを言いたいのではないからです。また、「That girl ....」と始めると、その子が女の子だとはなっから決めつけているような感じがして不自然だからです。
全く同じことが、(1)、(2)についても言えます。
場面3
コンピューターが3つ書かれた絵を見て、「新しいかどうか、人気があるかどうか、1台ずつ説明しなさい。」と先生が言ったとします。生徒は(1)のように(または、This is new and popular.と)言わなければなりません。(2)のように言うと、先生はきっと「それがコンピューターであるかどうかは言わなくても分かっているから、言わないでください。新しいかどうか、人気があるかどうかだけ言ってください。」と言うでしょう。
場面4
コンピューター、犬、桜が1つずつ書かれた絵を見て、「どんな何なのか、1つずつ説明しなさい。」と先生が言ったとします。生徒は(2)のように言わなければなりません。(1)のように言うと、先生はきっと「どんな何なのか言ってと言ったでしょう。どんな何なのか言ってください。」と言うでしょう。
このように、主語を何にするか補語を何にするかで伝えたい意味が根本的に異なります。これは、日本語でも、英語でも、フランス語でも、どんな言語でも全く同じです。自分の考えを相手に伝える上で根本的な問題でありこれを間違えると言いたいことが正しく伝わりません。したがって、和訳、英訳では、主語と補語は原文と完全に同じにしなければなりません。
なお、例えば次のような和文と英文で主語や補語が一致しない文もあります。
(3)
A: Who's that girl?(あの女の子だれ。)
B: She's Janet.(あの女の子はジャネットだよ。)
Bは、日本語では、「彼女はジャネットだよ。」とは、普通は、言いません。つまり、英文の主語と和文の主語が一致しません。
(4)It's fun swimming.(泳ぐのは楽しい。)
(4)は、日本語では、「それは、楽しい、泳ぐのは。」とは、普通は、言いません。つまり、英文の主語と和文の主語が一致しません。また、英文の補語(fun)は名詞ですが和文の補語(楽しい)は形容詞です。
文が複雑になるともっといろいろな「一致しない文」が出てきます。しかし、例えば(3)、(4)の問題は「元の言葉のままで言うか別の言葉で置きかえて言うか」、「名詞で言うか形容詞で言うか」などの枝葉の問題であり、(1)、(2)のような「何がどうだと伝えるか」という本質の問題とは全く別の次元の話です。本質の問題は、翻訳に当たって変更することはできません。
詳細に回答頂きありがとうございます。
息子に見せましたら、皆さんの回答を印刷して熱心に熟読しておりました。途中、補語って何?と聞かれ困りましたが、be動詞の後に来る形容詞や名詞、とだけ言っておきました^^;(汗)
最後には、よく違いがわかったらしく、皆さんの回答を英語のファイルにはさんでおいたようです。
お世話になりました。
No.4
- 回答日時:
○ お父さんの言われる通りです。
お尋ねの2つの英文は同じような意味だと思われがちではありますが、使われる状況が異なります。(1) This is a new and popular computer.
※ 近くにはコンピューターがこれ1台しかなく、その説明をしている状況です。極めて普通の言い方です。「たとえ近くに他のコンピューターがあったとしても、その存在は話し手の念頭にはない。」ということです。
(2) This computer is new and popular.
※ 近くに他のコンピューターが少なくとも1台はあり、その他のコンピューターと比べている状況です。「that computerまたはthose computersとは異なって、こちらは・・・だ。」ということを示しています。
○ 参考になれば幸いです。
ご回答頂きありがとうございます。
学校から帰宅した息子に見せましたところ、プリントアウトして熱心に読んでました。ふうん、とか、ああ、そうなんか、とか、こんなこと初めて知ったとか言いながら。
でも、×になった意味も最後にはよく納得したようです。
助かりました。
No.3
- 回答日時:
確かに息子さんの言うことには一理も二理もあるわけで、×はともかく△くらいはというのも理解できなくはありません。
せっかくここまでお出来になっているのに、これをきっかけにやる気をなくしたら勿体ないですし。
でも、その主張を全肯定できるかと言われたら、僕なら残念ながら「"全肯定は"できない」と言うでしょう。
小であれテストというのは「それまでに習ってきたことの理解度・習熟度をみる」と言う目的があると思うんです。
そのためには、「出題者の意図を正確にくみ取る」というテクニックも身につけていくべきなんではないでしょうか。
つまりは、暗に英語力とともに日本語力も試されているんだと思うんです。
もちろん、なるべく別解が出にくいような出題にすることも大事ではあるのですが、数学とは違ってなんたって"言語"ですので限界がどうしてもありますけどねぇ。
日→英と訳す作業なら、どこまでが主語なのかが正確に理解できた上で英語にできているのかを見たいのに、実質的な意味があまり変わらないからと言ってThis computerを主語にされて、ましてや意味がほとんど同じだからと言って正解だとしてしまうと、その子の品詞だとか文節の判断力・理解力が計れないのです。
この子は間違ったというか単語単位で思い浮かんだものを適当に並べた答えをしてみたら結果としてたまたま通じる英語になっちゃったのか、そうじゃなくてthisには代名詞と指示形容詞の使い方があって、その違いをキチンと理解した上でその英文を作ったのかどうかが出題者は分からないということなんですね。
もう随分と前のことなので、中一段階で"指示形容詞としての"thisやthatを習っていたのかは記憶にないのですが、例え習っていたとしても僕が出題した英語教師なら手放しで○にはできませんねぇ。
だって、回答欄の英語の下に注釈みたいな感じで日本語で「thisには形容詞としての使い方もあり、また、ここでのnewなどの形容詞は限定用法ではなく叙述用法で表現してみました。意味も変わらずこれでも充分通じる英語です」みたいにあるわけではないのですから。
「そういうことを言っているから日本の英語はいつまで経ってもお受験英語で使えない英語なんだ!」という非難もあるかもしれません。
誤解しないでいただきたいのですが、何も僕は点数を取ることが至上命題だと言っているつもりも毛頭ありません。
それに厳密に言うと、This computer is ...というのとThis is a ...というのでは、#1さんのおっしゃる通りで"視点の違い"があります。
更に付け加えるならば、This is a ...の方には不定冠詞の"a"によって、「世の中には他にも新しくて人気のあるコンピューターが存在する中での"とある一つ"だ」という感覚・視点で述べています。
一方の形容詞としてのthisを使った方では、最初からコンピューターにフォーカスが合っている・スポットライトが当たっているという感覚・視点であり、そういった点では「似て非なるもの」なのです。
まぁ、中一の子にこれを理解させるのは難しいのかもしれませんが、一応参考意見として…。
ご回答下さりありがとうございます。
土曜日の午前中の授業を終えて帰宅した息子に皆さんの書き込みを見せましたところ、皆さんの回答を印刷してとても熱心に読んでおりました。先生もここまで詳しく教えてくれてたらあの答えは書かなかった・・とかいろいろ言いながら。
でも、最後には違いがよく分かったと申しておりまして、×にもようやく納得したようです。
ホッとしました。
質問してよかったです。
お礼申し上げます。
No.2
- 回答日時:
私は息子さんの考え方に賛成します。
英語で物事を表現する際に日本語に縛られる必要はまったくありません。英語ができるようになることは、日本語が一言一句訳せることではありません。英語には英語の表現があり、それらを身に付ける方が大切です。試しに "This * is new and popular" を Google で検索してみると、当質問も含めて110件見つかります。(アスタリスクはワイルドカード) ちゃんと使われている表現なのです。
ちなみに "This is a new and popular" を検索すると32件見つかりました。
なぜバツなのか? それは先生が無能だからです。
ご回答ありがとうございます。
わざわざ検索までして頂いてすみません。
私も、おっしゃる通りだと思うのですが、実際×でテストが返ってくると、やはり今度からは日本語に忠実に・・と言ってしまいます^^;
英語をわりと好きなほうなだけに、息子の英語への興味が冷めなければいいのですが・・・。
参考になりました。
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