プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。こちらで以前司法書士受験について質問させていただいたのですが、気になることが出来ましたので、申し訳ありませんがまたお願いします。

NET上で「司法書士」業界は仕事が近年ほとんど無く、独立しても廃業したり、アルバイトをしながら皆やっとの思いで生活をしているという記載がいくつかあったのですが、真実はどうなのでしょうか?
やっぱり目指すべき価値のある資格でしょうか?

「司法書士」を目指す事は決意したのですが、念のため、覚悟はしておきたいもので・・・

回答よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。



資格取得後、自分の得意分野を開拓しなければなりません。
これができないままだと、やっぱり食べてはいけないでしょうね。
現在は、過払い金返還請求のバブル状態ですが、これが流行るのも、あと2年ほど・・・。
登記実務は先輩の方々がピッタリくっついておられるので、これを引っぺがすことは簡単ではありません。(できなくはないですが)
これ以外にも、後見実務や簡裁代理など仕事の幅はあるでしょうが、ご自身の資格取得後のイメージは持っておいたほうがよいのではないでしょうか。
○○工務店では、司法書士の資格取得者であるだけで採用してくれるそうですが、決済の仕事しか経験できません。
資格取得後は進む方向が枝分かれですから、受験勉強の合間にある程度、進む方向を考えておかれたらよいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2009/11/06 17:41

>仕事が近年ほとんど無く、独立しても廃業したり


私は既に司法書士事務所を閉鎖しましたが友人に聞きますと銀行は全く融資せず不動産会社も不動産売買がなく登記の案件は極端に減っているようです。こうした状況が一過性なのか今後も続くのかは日本経済の進み方ですから誰も答えられる人はいないと思います。
私の息子は1年半前に開業し今年既に1000万円の収益を上げています。従業員を使わずに携帯パソコンで無線ネット。動く事務所です。
私は引退しているので息子がどこから仕事をとってくるのか聞いておりません。私自身はバブルの時までは不動産の売買登記、バブルが弾けてからは税理士さんの紹介による相続登記で仕事をしてきました。
ご質問の目指す価値とは、金銭的に魅力なのか人様のお役に立てるという精神的価値なのか分かりません。
私は登記でしっかり稼ぎ、無料の人生相談を多々してきましたので精神的に満足した仕事人生でした。
正直な話、登記だけでしたらワンパターン独創性も創造性もありません。私のように個性の強い人間は飽きてしまいます。
昼間は登記と無料の人生相談。夜は倒産処理の案件というように自分にしか出来ないというテクニックと人脈を持つというのが私のスタイルでした。
30年間の思いをこの字数で書くので支離滅裂な文章になってしまいました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2009/11/06 17:40

pawer1220さん、こんにちは。


具体的な現実のお話をいたします。

司法書士で一番に儲かる案件は(不動産)取引です。

不動産売買に基づく取引は、単なる所有権移転(売買)登記1件だけではない場合がしばしばあります。

売主の住所変更登記、抵当権抹消登記、売主から買主への所有権移転登記、買主の銀行での抵当権設定登記(住宅ローン)の合計4連件(この取引に租税特別措置法証明書の代理取得がつく場合が非常に多い)を一度に法務局に提出します。この取引が月末ともなると、一日に3件、4件、多い人で7件も8件もあることも珍しいことではありません。たった一日で、一人の司法書士の報酬が100万円近くなることも、景気の良い時代では珍しくありません。不景気の現在でも、一日に取引を数件こなす司法書士はざらにいます。まさしく、仕事さえあれば司法書士が儲かる職業であるという一面?を現しているとも言えますね。

取引の依頼がありますと、司法書士の報酬は1案件で12万円ほどにはなります。抵当権抹消や、抵当権設定が複数になると15万円を超える場合もあります(もっとも、最近は景気が悪く、ローン設定のつかない、いわゆる現金取引も最近増えて来てはいますが)。

現在の司法書士業務の収入源は殆ど不動産登記です。会社の登記は激減しています。中でも、お話しましたとおり、不動産取引が一番儲かります。
一方、簡裁代理、多重債務をいくら頑張ってもしれていますし、将来的に不安定、不確定なところがあります。

よって、開業して安定した生活をして行くためには、不動産登記、その中でも特に、不動産取引を増やして行く必要がありますね。

司法書士の得意先は、金融機関(銀行等)、不動産業者、そして一般依頼人です。

1、金融機関からの依頼では、抵当権抹消、(根)抵当権設定がコンスタントにありますが、金融機関に入り込むには、縁故があるか、よほどの幸運(たとえば、現在ではあまり考えられませんが地域性)がない限り、困難です。競争相手が多い上、たいてい古株の既存業者(司法書士)が入り込んでいて、よほどの事情がない限り入り込めません。
又、金融機関からの依頼はその他に不動産取引も時々ありますが、取引登記の依頼は、普通、買主もしくは不動産業者からありますので、金融機関からの取引以来は非常に少ない状況です。

2、一般からの依頼では、抵当権抹消、相続登記が一般的ですが、普通、いくら司法書士が大通りの立派な立地に事務所を構えても、依頼人は事務所の所在場所で司法書士を依頼しはしません。抵当権をつけられている銀行から銀行指定の司法書士に依頼されてしまうか、銀行から紹介された司法書士に相続登記を依頼します。依頼人が直接司法書士に面識がある場合に限り依頼人からの直接依頼があることになります。尚、住所変更登記、抵当権抹消登記、相続登記は、司法書士に依頼すればお金がかかりますので、最近は依頼人が法務局に直接出かけ、自分で登記をしてしまう場合が非常に増えています(法務局で教えてもらうといっても、実際には法務局で下書きまでしてもらうくらいで、依頼人の法律知識等は全く必要ではありません)。

3、不動産業者は、成立した売買案件を取引案件(登記)として、懇意にしている司法書士に直接依頼します。

よって、大きく分けて依頼人は上記三者となりますが、一番大きな収入源はなんといっても不動産取引ですので、有力不動産業者にいかに入り込むか、ということが重要になって来ます。

 大きな事務所、よく儲けている司法書士、事務員を多く募集している司法書士は、殆ど、この不動産取引を多くこなしている司法書士です。
 不動産取引以外の単発の個別登記の依頼では、収入もたかがしれています。事務所を維持して行くのも困難かと思われます。

 この不動産登記、とりわけ、不動産取引ではなく、簡裁代理、多重債務等を主にすることは、その業務の周辺資格者、その業務の性格、将来性から見て、不安定、不確実性があるように私には思われます。

 司法書士として独立開業を成功させる要因は、なんといっても縁故です。そして、その縁故を如何に活用できるかということですね。営業努力は、開業者は誰でもします。端的に申しますと、現在若手で成功している人は、その営業力ではなく、2代目か、強力な縁故があることが考えられます(縁故の有無については、本人は大抵否定しますが)。現在の司法書士業界では、司法書士人数の増加もありますが、営業努力で顧客を開拓出来る状態ではありません。収入源の不動産業者、金融機関とも不景気で案件が減っているので尚更ですね。人並み以上の営業努力をして更によほどの幸運でもない限り、顧客獲得は難しい時代です。今後とも、人口減、規制改革による司法書士人口の増大といった社会的要件等が相まってパイも少なくなって来ます。予備校等でお聞きになる、美味しい話とは様相が異なり、これが司法書士業界の実相です。

 司法書士開業は見合わせ、まず、司法書士事務所に就職(資格を取得してから朝日新聞の求人欄を見ればあなたの年齢なら十分採用してもらえます)し、実務経験を経てから(実務力のないペーパードライバーではアピールできません)、資格を生かした就職(企業の法務部、ただし、英語力が必要な場合もあります。不動産業界なら、語弊?があるかもしれませんが、宅建と違って、余程の信用で採用されるだろうと思われます)。
 司法書士の現況をご紹介したつもりですが、ご参考になりましたでしょうか。
 以上の理由により、開業後本人がアルバイトをしたり、妻がパートに出かけたり、或いは廃業することもよくあることと思われます。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2009/11/06 17:40

まあ、既存の登記業務に関しては、銀行等の固定客(顧問先)を握っ


ていたり、その地域ごとにに有力なセンセイがいたりする事も多いの
で営業的には難しい事もありますが、結局は開業者の営業力の有り無
しでしょう。「待ちの姿勢」では司法書士を始め、どんな「士業」で
も、仕事は得られません。そこを勘違いしている資格取得者があまり
に多いです。「資格さえ取れれば、仕事は降って湧いてくる」と・・
上の例で言えば「アルバイト」をする余裕があるという事は、本業に
対する営業に真剣に取り組んでいないとも、意地悪く見れば取れます。
多くの仕事や稼ぎを挙げている先生は、忙しい中でも、営業にかなり
の時間を注ぎ込んでいます。成功するか否かは、それが出来るかだと
思います。出来なければ、仕事は得られず、即、廃業につながります。
あと、最近では「過払い請求」や「債務整理」が司法書士の新たな有力
業務になってきているのはご存じでしょうか?また、一定の認定を受け
ることにより(試験があります)簡裁訴訟代理等関係業務の民事訴訟法
の範囲、目的が一定の金額内の範囲のものは取扱できますので、上の努
力を怠らなければ、登記のような古参が占めている分野以外でも、かな
り開拓の余地があるようには思えます。上手くいくかは別にして・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2009/11/06 17:39

ハイリスクローリターンという話がありますが、常識的に考えれば当然でしょう。

これだけ経済的に右肩下がりなのですから。日本は斜陽国家といえます。司法書士はなんといってもその本領は登記です。登記がなければやっていけません。成年後見、簡裁訴訟代理権もありますが、その本分が弁護士にある以上、見通しは決して明るくありません。何ゆえ司法書士か疑問です。もし、レベルの低いそして需要の高い資格を目指すことが可能なら、まずそちらの方から取得した方が、長い目で見て得策といえましょう。私も今の時代は、司法書士受験そして合格者だとしても、ハイリスクローリターンだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2009/11/06 17:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!