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今、解釈しにくい関係代名詞について力を入れて勉強しています。
in whichという言葉の使い方はthatの同格と同じような使い方ができるのでしょうか?
私の辞書では、inでもWhichでも同格としては人物以外は解釈できないみたいなのです。
in whichのinはどのような働きがあるのでしょうか?
<英語>
the charge stemmed from a mysterious incident in which an American man swam uninvited to her lakeside home on May 3rd and stayed there for two days.
<日本語>
容疑の発端は、5月3日にあるアメリカ人の男が、湖畔の家に無断で泳ぎ着き、2日間滞在したという奇怪な事件だった。

じっくり考えれば、このような日本語訳しかできないと思うのですが、
外国人はなぜ頭から読んで理解できるかが不思議です。。。

A 回答 (6件)

>(1)の同格の「that」が続く名詞は、基本的に抽象的な「考え」などを表すものです。

その中で「あること」が実際に起きているわけではありません。
>一方、(2)の「前置詞+関係代名詞」が続く名詞は、具体的な「物」を表すものです。その中で「あること」が実際におきている点が(1)との違いです。

 単語によっては、上記のどちらで判断したら良いのか分かりにくい場合があります。

 「dream」という単語は、その意味の違いによって2通りの可能性があります。

(1) I have a dream 【that】 one day I will become a millionaire.

(2) I had a dream 【in which】 I was a millionaire.

 キング牧師の演説の出だしをまねた(1)の英文では、「同格」の接続詞である「that」を用いています。それは、この場合の「dream」が実態のない抽象的な「夢」だからです。

 (2)の英文では、「前置詞+関係代名詞」の「in which」を用いています。これは、この場合の「dream」が頭の中のことではあっても実際に映像として見た「夢」だからです。

 実例をいくつか紹介しておきます。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22have+a+dre …

 http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22had+a+drea …

 抽象的な概念の内容は「that」で、実際にあったこと(たとえ頭の中のことでも、実際に映像として見たもの)は「in which」で表すのが原則だと考えて良いでしょう。

>Nativeたちも上記のような順番で理解をしているものと思われます。このようなスラッシュ・リーディングを心がけていれば、次第に長い英文でも、後ろからかけずに理解することができるようになるはずです。

http://book.geocities.jp/nitakusan/slash.html

http://eigokyousitsu.nomaki.jp/cyoubun/slashread …

 分詞や関係代名詞が用いられた英文を、後ろから前にかけて訳すことができるようになれば英語の力も【中級レベル】になったと言えるでしょう。

 さらに、複数の分詞や関係代名詞が含まれた英文を、後ろからではなく前から順序良く(話された順番で/書かれている順番で)理解ができるようになれば【上級レベル】になったと言えるのではないでしょうか。

 会話の中で「後ろから前にかけて・・・」なんて悠長なことを言っていたら取り残されてしまいます。TOEICなどの長文問題を考えるときに、いちいち「関係代名詞以下を前に・・・」なんて考えていたら、試験時間はあっという間に終わってしまいます。

 もちろん、場合によってはじっくり時間をかけて考える精読が必要な場合がありますが、通常の場合はできれば前から順序良く理解できるようになることが会話においても試験においてもレベル・アップへの秘訣だと思います。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
かなり理解できるようになって来ました。

私はようやく中級レベルに入ったぐらいで、まだまだ上級には先は長いです。
返事が遅れて申し訳ありませんでした。

お礼日時:2009/12/11 12:48

dream については,先日同僚が「~という夢」は同格の that は使えないと自分の意見と検索結果を言っていたのと,電子辞書でジーニアス(第三版)に載っていなかったから,そのように回答したのですが,ウィズダム英和辞典とジーニアスの第四版では that が出ていました。



the thought that は think that の名詞表現
the belief that は believe that の名詞表現
という説明がされるように,動詞 dream that が可能であるように,名詞 dream that は可能なのでしょう。

間接話法で用いられるのが that 節であるように,
同格の that になるのは,心の中に思い描くものであっても,客観的に事実の描写・記述だとみなされる場合だと思います。
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日本語と英語では構造上,越えられない壁があります。


そのうちの一つが語順で,後ろ後ろへと修飾語が伸びていく英語に対して,日本語では前にくる。

関係詞でいくと,コンマなしの限定用法は後ろから,コンマありの継続用法は前から訳すと言われますが,英語の語順的には名詞が前,関係節が後ろというのは同じですので,限定用法を後ろから訳すと無理がでることがあり,読む時はあくまでも前からです。
逆に継続用法も,日本語では後ろから訳した方がすっきりすることもあります。

日本語の「~という~」はかなり幅が広いです。
news はよくても,incident はよくない,というのは英語として割り切るしかないのかもしれません。
しかし,news となった時点で,それは事実を伝えていることになります。
incident は文の記述とはイコールではないが,news となった時点でイコールとなる,と割り切ることはできます。

「~という夢」なんかも,of ~ing か in which ~で表わすべきで,同格の that は通常使いません。

後ろから懸けて訳した時点で「に」「について」のような言葉が消えてしまいますので,前置詞が必要なことを理解するためには
事件,その事件の中で~
と前から切って読んだ方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

返事が遅くなりましたが、ありがとうございます。
たくさんのご意見で、分かるようになって来ました。

お礼日時:2009/12/11 12:43

>in whichのinはどのような働きがあるのでしょうか?



 「前置詞+関係代名詞」は理解しにくいもののひとつです。「同格」の「that」との違いも分かりにくいですね。次のような英文で考えてみましょう。

(1) I heard a rumor 【that】 Mickael committed suicide.

(2) I saw a movie 【in which】 Mickael committed suicide.

 (1)の同格の「that」が続く名詞は、基本的に抽象的な「考え」などを表すものです。その中で「あること」が実際に起きているわけではありません。

 一方、(2)の「前置詞+関係代名詞」が続く名詞は、具体的な「物」を表すものです。その中で「あること」が実際におきている点が(1)との違いです。

 それぞれの英文を2つに分けてみましょう。

(1)-a. There is a rumor.
(1)-b. Mickael committed suicide <in that rumor>.(×)

(2)-a. I saw a movie.
(2)-b. Mickael committed suicide in that movie. (○)

 「マイケルが噂の中で自殺した」という表現はできませんが、「マイケルが映画の中で自殺した」という表現は可能です。(マイケル・ファンの方、すみません。)

 (2)の2つの英文を結びつける際には、「映画の中で」という意味を表すために「in」という前置詞は欠かせないものです。

>外国人はなぜ頭から読んで理解できるかが不思議です。。。

 長い英文を速く理解するコツは、後ろから前にかけて訳すのではなくて、前から順序良く意味の句切れで理解するように努めることです。その意味の句切れをセンス・グループと呼び、そのような読み方をスラッシュ・リーディングと言います。

 (2)の英文は「私はマイケルが自殺をした映画を見た。」と訳してもよいのですが、「私はある映画を見たが、その中でマイケルが自殺した。」と訳すこともできます。

 この程度の長さの英文だと、訳し方の違いによって生まれる「速度の違い」は実感できませんが、英文が長くなるほどその違い(効果)がはっきりと現れます。

 お尋ねの英文を「スラッシュ」で次のように区切ってみてください。

 the charge stemmed / from a mysterious incident / in which / an American man swam uninvited / to her lakeside home / on May 3rd / and stayed there for two days.

 「その容疑が発生したのは/ある不思議な事件がきっかけでした、/(そして)その事件の中で/アメリカ人男性が無断で泳いでたどりついたのは/湖畔の家で、/5月3日のことでした、/(そして)彼はその後そこに2日間滞在したのです。」

 Nativeたちも上記のような順番で理解をしているものと思われます。このようなスラッシュ・リーディングを心がけていれば、次第に長い英文でも、後ろからかけずに理解することができるようになるはずです。

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまいましたが、ありがとうございます。
2文に区切って考えてみる。
incident という単語を考え違いしていたようですね。
日本語での考え方も勉強しなおさんといけないようです。
スラッシュリーディングでの考え方すごく参考になります。

お礼日時:2009/12/11 12:35

同格の that 節が後続できる名詞は限られていると考えてください。

incident は同格節を続けられません。

... incident / in which ...

…事件、その中で(=その事件において)…

the news that ... のようなときは「知らせ、その内容は…ということ」と考えられます。しかしここで日本語の考えを入れると「事件、その内容は」と言えるじゃないか、という疑問が出てきます。

ここはもう、英語と日本語との違い、英語の範囲内での慣用と割り切ってください。同格節が続けられる名詞はその意味から「続けられる」と納得できますが、続けられないものたとえば、story that「~という話」はいいのに *incident that はダメ。「お話」が良くて「事件」がダメとはどういうこと?これに誰でも納得できる説明を付けることは非常に困難です。

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>外国人はなぜ頭から読んで理解できるかが不思議です

おそらく「容疑の発端は、5月3日にあるアメリカ人の男が、湖畔の家に無断で泳ぎ着き、2日間滞在したという奇怪な事件だった」とは理解せず、

「容疑の発端は奇怪な事件だった。その事件の中で、あるアメリカ人の男が、5月3日に湖畔の家に無断で泳ぎ着き、2日間滞在した」

このように前から理解しているはずです。当たり前ですが文字は左から読み、言葉は発せられた順に理解するからです。

関係詞は後ろから訳すようにと言われますが「容疑の発端は奇怪な事件だった。あるアメリカ人の男が、5月3日に湖畔の家に無断で泳ぎ着き、2日間滞在した」でも別に内容が違うわけではないのでかまわないはずです(むしろすっきりしていると思います)。同格の that を使った文でも前から訳すことはできます。ただ、元の英文が短い文を2つに切ると不格好になることもあり、また学校などでは「構造」を理解していないとして×をもらうこともあります。

英語など西洋語は名詞を文の後ろの方におくことができ、それに関係節や同格節を付けて長くすることができる。日本語は原則的に文の終わりは用言(動詞・形容詞など)で、それに名詞をつなげその名詞がまた文を率いることができる。お互いに理解し難い構造で、構造が違うから文を作るときの発想が違うのです。
日本文を英訳などするとき、そのままやると主語に長い関係節などがついて非常に不格好になることがあります。「こんなとき英米人はどうするんだろう」と悩むかもしれませんが、そういう発想はしないから悩むこともないのです。
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この回答へのお礼

返事が遅くなりました。ありがとうございます。
>同格の that 節が後続できる名詞は限られていると考えてください。>incident は同格節を続けられません。

>... incident / in which ...
>…事件、その中で(=その事件において)…
同格と考えないということですね。

まだまだ、複雑は英文は後ろから訳してしまいがちです。
かなり慣れが必要なようです。

お礼日時:2009/12/11 12:40

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5427525.html

in が何かというとここで説明している通りです。
in がないと、先行詞と後の文がつながらないのです。
traditional だと、「その伝統において、これこれの事実がある」
incident だと、「その事件の中で、なになにが起こった」

日本語では「~が起きた事件があった」「~が起きたという事件があった」
いずれも通じます。
でも英語では in がないとつながらない、which だけではだめです。

ではなぜ、同格の that ではないのか。
同格の that が使えるのは、fact, idea など限られています。
that SV という内容 = the fact などが成り立つ場合です。
でも= the incident ではない。
「何かが起きた」という記述でもって=「事件」ではない。
事実 fact や考え idea にはなっても、「~ということ」である that 節が事件と=ではない。

「私が撮った写真」the pictures which I took
「この写真を撮った人」the person who took this picture
「私がこの写真を撮ったカメラ」the camera with which I took this picture

「私が覚えている事件」the incident which I remember
「私を悩ませた事件」the incident which worried me
「彼が話をした事件」the incident about which he talked
「彼が殺された事件」the incident in which he was killed

何でもつなげてしまう日本語の方がミラクルだと思います。
英語は関係代名詞によって、構造的に正しくつながれています。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまいましたが、ありがとうございます。
難しい話なのでなかなかすぐには理解できなかったですね。
incidentということで、同格的な使い方かと考えましたが宋ではないのですね。

お礼日時:2009/12/11 12:31

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