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We came upon a blackbird,pecking the window.

という英文を訳した時に、自分はpecking以下を分詞構文と勘違いし
「私たちはクロウタドリを見つけ、そしてそのクロウタドリは窓をつついていた」と訳しました。

答えはpecking以下はblackbirdにかかる形容詞的現在分詞らしいのですが、それならばどうして、blackbirdとpeckingの間にカンマを入れる必要があるのでしょうか?この場所にカンマを入れる意味ってなんなんでしょうか?

A 回答 (4件)

こんにちわ。



日本の英語教育では、現在分詞が補語・目的語や修飾句などを伴って名詞を修飾する場合、修飾する名詞の後ろに置くように習いますね。(説明しなければならないことをかなり省略した乱暴な教え方ですが。。)なぜ、名詞の後ろに来るかというとそれは関係代名詞を省略したものだからです。そのため、現在分詞の前にカンマが来るか、来ないかはもともとの関係代名詞と関わりがあります。

関係代名詞には二つの用法があります。限定用法(カンマ無し)と継続用法(カンマ有り)です。それではご質問の文を二つの用法に書き換えて見ます。

(1)We came upon a blackbird which was pecking the window.
      ⇒ We came upon a blackbird pecking the window. 

(2)We came upon a blackbird, which was pecking the window.
⇒ We came upon a blackbird, pecking the window.

(1)がカンマを入れない意味が限定された関係代名詞の用法です。この場合、which 以下を抜き取ってしまうと文章の意味が変わってしまいます。

(2)は関係詞の前にカンマをいえれて関係詞以下が付属の情報であることを表しています。この場合はwhich 以下がなくなってしまっても文章の意味は変わりません。
(1)と(2)の訳は以下のとおりです。

(1)私たちは一匹の窓をつついているクロウタドリを見つけた。(周りに複数のクロウタドリがいた可能性があるが実際に見つけたのは窓をつついていた一匹だけ)
(2)私たちは一匹のクロウタドリを見つけた。そして、その鳥は窓をつついていた。(which 以下が付属の情報であり、主節のWe came upon a blackbird に対して意味上に関わりを持っていないために、「そして~[and it was pecking the window. ]」と訳すのが最善の方法だと思います。)

(ココまでの参考サイト:http://www.eibunpou.net/12/chapter28/28_3.html )


質問と他の方の回答を読んで思ったのですが、もし、この文が、学校や参考書などで現在分詞の形容詞的用法を教えるために使われている例文だとしたらとても無理があるなと感じました。文法のメカニズムにだけに気をとられた人が文が自然かどうかを気にせずに書いた文の様な気がしてしまいます。そうではないとしたらNo.3の方がおっしゃってる通り文法上の間違えである『懸垂分詞構文』の可能性があります。

『懸垂分詞構文』は英語ではdangling modifier, 又はdangling participleと呼びます。これは、英文法上のルール違反又は間違えのことです。英単語の意味が示すように、dangle = to hang loosely という意味でぶらぶらとぶら下がってしまっている状態を表します。要するに、分詞句の意味が主節と何の関わりを持たず宙ぶらりんになってしまっている状態です。

気づいていただきたいのですが、関係代名詞の(2)の文の訳の説明で書いた様にこの例文は、現在分詞のpecking ~以下が主節の部分と関係を持たず、意味が宙ぶらりんです。そのため何かぎこちなさを感じる文になってしまっています。そうすると、現在分詞で始まるカンマ以下の句はdangling participle 懸垂分詞であると考える方が自然です。そうである場合、以下のように文法上正しい文に書き換える事も可能です。。

Pecking the window, a blackbird was come upon by us.
クロウタドリが窓をつついたために、私たちに発見された。

参考サイト以下は余計な情報かも知れませんね。
長々と失礼しました。
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>答えはpecking以下はblackbirdにかかる形容詞的現在分詞らしいのですが、それならばどうして、blackbirdとpeckingの間にカンマを入れる必要があるのでしょうか?



 この「pecking ...」が「a blackbird」にかかる形容詞的な働きをする分詞ならば、わざわざ「カンマ」をつける必要はありません。

 「カンマ」をつけているのは、それなりの理由があると考えなければなりません。これは、いわゆる「懸垂分詞構文」と考えられます。

 普通は、分詞の意味上の主語が省略されるのは、それが文の主語と一致する場合なのですが、時々そうではない場合があります。

 文法的には間違っていると考えられるのですが、実際に用いられている用法です。ただし省略される分詞の意味上の主語は、主節の中に示されている場合が多いようです。

 「GRAMMAR OF ENGLISH LANGUAGE, LONGMAN」という文法書の中では、「分詞節の場合、その暗黙の主辞は文の主辞以外のものである可能性もある。」(CGEL, 7.27)として以下の例を挙げています。(ここでの分詞節とは分詞構文のことです。)

 She glanced with disgust at the cat, mewing plaintively.
 → She glanced with disgust at the cat, and it was mewing plaintively.

 お尋ねの英文もこれと同じように考えて良いと思います。

 We came upon a blackbird,pecking the window.
 → We came upon a blackbird, and it was pecking the window.

 日本語訳は「私たちはクロウタドリを見つけた、するとその鳥は窓をつついていたのだった。」となります。

 「カンマ」がない場合には、「pecking ...」はあくまで修飾語なので、話し手の伝えたい内容の中心は「クロウタドリ(を見つけた)」ということになります。

 しかし、「カンマ」がある場合には、話し手の伝えたい内容の中心は「(実は)その鳥が窓をつついていたのだった。」ということになります。

 おそらく、この英文の前には「なにか不思議な音がするのだが、それは何だろう。」というような内容の英文があるのではないでしょうか。何の理由もなく「カンマ」が用いられることはありません。

 ご参考になれば・・・。






 
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a blackbird pecking the window


とあれば「窓をつついているクロウタドリ」
と後ろからかけて訳すと学校文法では習います。
これを後置修飾と説明すると,そんな用語になんの意味があるんだと批判する,人の回答にけちをつけることを生きがいにした専門家の方がいましたが,日本ではそう教えているのだから仕方ありません。

でも実際は「クロウタドリが窓をつついている」というイメージなんですね。
日本語と英語の構造が違うので,後ろからかけて訳すことにより日本語の構造に無理やり組み込んでいるだけです。

特に今回のように,コンマが間にはいると
「クロウタドリがいて,窓をつついていた」
と切って訳して何ら問題ありません。

説明上,分詞が形容詞的に修飾しているとしているのは,分詞構文なら,pecking の主語が文の主語 we と等しくなってしまう。
pecking の主語が blackbird とするためには,後置修飾のパターンに当てはめるしかなかったのでしょう。

あるいは,which was を補って,関係代名詞の継続用法と説明することも可能でしょう。

実際には分詞構文でも blackbird が主語ととる考え方もありますし,分詞の形容詞的修飾だとしても,「クロウタドリがいて,窓をつついていた」と訳してもいいのです。

とにかく,英語として,pecking の主語は blackbird の方である。
コンマがある以上,別に切って訳してかまわない。
この二点を頭に置いた上で,文法的に分詞構文か,そうでないかは大きな問題ではありません。

解説の仕方として,これは分詞の形容詞的修飾だから後ろから訳して
「窓をつついているクロウタドリを見つけた」と訳さないといけない
というのだと問題があると思います。
切って訳してもいいですし,
「クロウタドリが窓をたたいているのを見つけた」
と知覚動詞的に訳してもいいと思います。
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文法的にカンマは要らないとされるケースにちょっと見えますが、こういう場合のカンマは「たまたま...していた」というニュアンスを伝えています。



カンマが要らない典型的なケースは
-----We heard you arguing with Steven.
-----I saw Ken wandering through the streets.
などです。これらの例では We heard you. I saw Ken. で止めると文章が中途半端で、その後ろがあって初めて意味が通り、カンマを入れるとちょっとおかしいケースです。

一方、
-----We came upon a blackbird, pecking the window.
ではカンマ以降はなくても一応なりたっています。つまり We came upon a blackbird. でも文章は一応完結的です。つまり "pecking the window" は「たまたま...していた」という補足的な内容なのです。こういう場合にカンマを付けます。

やや微妙で、カンマをつけなくても別段間違いではありません。カンマを付けて「たまたま」というニュアンスを強調したいのだなといった程度に受け止められるとよいと思います。
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