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財務会計論の連結CFの間接法の商品未達が良く分かりません。
例えば、商品未達があった場合、
連結修正仕訳は、
・期首未達
売上原価/売上原価
・期末未達
売上原価 ○○○ / 買掛金 ○○○
商品 ○○○ / 売上原価 ○○○
という風になると思います。
この時に、CF計算書では、仕入債務の増減額がなぜ動くのでしょうか?
決済未達なら、
現金/売掛金
という仕訳で、現金が動くからCF計算書も動くのは分かるのですが、商品未達でCF計算書が動くのが理解出来ません。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

今年度論文式試験を受験した者です。


以下、私の見解を述べさせていただきます。

間接法は、税引前当期純利益に非資金損益項目や増減額を加減算することによって、営業活動に係るCFを算出する方法です。これを仕入債務のCOFについてみると、P/Lの売上原価に仕入債務の増減額・棚卸資産の増減額を加減算することで算出することが分かります。さらに分解すると、仕入債務の増減額は「(1)期末仕入債務残高-(2)期首仕入債務残高」という式によって算出することがわかります。よって、(1)または(2)が増えたり減ったりすれば、結果として増減額に影響を与えることになります。以下では、期首未達と期末未達に分けて解説します。

まず、期末未達商品は、期末仕入債務残高を増加させます。
実際に商品が到着するのは翌期であるため、当期は何も仕訳が行われません。
しかし、本来であれば当期仕入勘定・期末仕入債務勘定を構成するはずです。
それゆえ、連結修正仕訳が行われ、期末仕入債務残高を増加させることになります。

次に、期首未達商品は、期首仕入債務残高を増加させます。
当期に商品が到着した段階で当期仕入勘定に計上されていますが、本来であれば前期の仕入高であり、期首仕入債務残高勘定を構成するはずです。
それゆえ、連結修正仕訳が行われ、期首仕入債務残高を増加させることになります。

上記の結果、(1)および(2)が増加するので、当然ながらその差額も変動します。
以上です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
回答が来ているのを気づかずにお礼が遅れましてすみません。

お礼日時:2011/12/26 23:16

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