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チャンスがあるという意味で、stand a chance を使いますが、standという動詞が使われるニュアンスがわかりません。日本語になったチャンスはcは有ったり無かったり、持っていたり持ってなかったりするものですが、英語のchanceは何か別のイメージを持っていそうです。なぜ、standという動詞が用いられるのかご存知の方おられますか?

A 回答 (5件)

興味深い疑問だと思います。


久しぶりに知的興奮をさえ(笑)覚えます。

NO2の方がおっしゃるとおり、まず「chance」は「case」「occasion」などと同じように「落ちる」という語義をもつことを抑えておくといいかもしれません。「case」は「場合」「事例」「症例」ですが、文法でいう「格」の意味になるのですが、そこに「落ちる」「この世に産まれ落ちる」「現実化する」という意味の背景があるのだと思います。ちなみに「運命(chance)」は「天から落ちてくるもの」と私は心得ております。「cause」も同じを語義を含みます。こういう語と語とがつくる小世界あるいは布置(configuration)にはとても興味深いものがあります。

そこで「stand a chance」です。「stand」は他動詞として使われていますが、ここでは「stand in a chance of」と考えることもできます(もちろん私の勝手な解釈です)。(そういえば「stand」はドイツ語「stehen」の英語形でした)
あるいは「stand」は「go(通り過ぎて)」いかないで、そこに「立つ」「立ち止まる」「ぐっとこらえて耐える」という他動詞的語義をいかせば「chance」を「受け止める」という流れになるのではないでしょうか。
以上はあくまでも私の個人的なイメージです。
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この回答へのお礼

説明ありがとうございます。chanceは落ちて来るものという視点は持っていませんでした。これからchanceという言葉を見た時、「落ちる」というイメージをもって聞いてみたいと思います。

お礼日時:2009/07/07 08:34

面白い疑問ですね。

 
どうしてstandをもってきたのか正解はわかりませんが、自分なりに考えてみました。
自分の海外生活経験からいうと、会話の中でネイティブはchanceとopportunityを明確に使い分けていました。成功の可能性がより低いのがchanceです。ビジネス会話でも、chanceを使う時は日本語でいうところの「前向きに検討します」=多分無理です、みたいな意味合いです。ですが、stand a chanceというと成功の可能性がグンと上がる、つまりopportunityに限りなく近づいたという感じで使っていました。
Longmanにも例文として
stand a pretty good chance=very likely to succeed
と出ています。まさにそんな感じです。

standにはものすごく沢山の意味がありますが、be good enough という意味で使う時は、その場に立つとか立ち止まるなどではなく、なにかをする(=やりとげる、なしとげる)為の用意ができてるかとか頑張れるかなどの意味合いです。
なので、個人的には、standを使う時は受動的ではなく、能動的にchanceと相対するという感じではないかなと思います。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。能動的にというのは良い表現ですね。受身的なhave a chanceと比べて、stand a chanceには確かに自分からの働きかけが感じられますね。

お礼日時:2009/07/07 05:45

英語でも "have a chance" や "...is/are (a) chance(s)."という事ができます。

例を挙げれば
You won't have a chance.  「可能性は無いね。」
Now is your chance!    「今がチャンスだ!」
という風にです。
"stand a chance" の時の "stand" は "bear"に相当する意味で(「立つ」という方ではなく)日本語に直訳すれば「チャンスに耐えられる。」でちょっと皮肉ったように聞こえますが「チャンスがやってくるぞ。それを受け止めるられるか。」みたいな感じになります。
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この回答へのお礼

なるほど、チャンスに立ち向かえ!って感じでしょうか。

お礼日時:2009/07/07 07:34

stand a (fair/good) chance は「(大いに)有望である/(あることができる)見込みが(大いに)ある」ということです。


chance は「好機」はもちろんですが「可能性・勝算」「偶然」、動詞で「思い切ってやる・たまたま~する」のような意味もあり、成句やイディオムではむしろこちらの意味の方が多いくらいです。「チャンス」と意味が重なることが多いのは opportunity の方です。

stand a chance のいわれは分かりませんが、chance はもともと「(サイコロの)落下」という意味で賭博で使われ始めたものらしく、その辺に起源があるのかもしれません。
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この回答へのお礼

説明ありがとうございます。chanceはもともと賭博用語ですか。もしかすると、昔の言い回しが残っているだけなのかもしれないですね。

お礼日時:2009/07/05 23:05

イディオムなんですよ。

深く考えない方がいいと思います。
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