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お世話になります。

文章中に見られる「宛」の字の使い方で迷っています。

堅い文書ではよく「~宛ご返送ください」のように
「宛」の後ろに「に」が入っていません。

これは正しい用法なのでしょうか?
また、「に」を付けるのと付けないのでは
どちらが一般的でしょうか?

どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

「~宛ご返送ください」は副詞的な用法、「~宛にご返送ください」は名詞的な用法、と言えるような気がします。


返送という行為に重点を置く場合には前者、宛先自体に重点を置く場合には後者、と微妙な使い分けが為されているのでしょう。
それで、「必ず返送してもらわないと業務に差し支えるので決して忘れないように」というニュアンスが含まれる場合が多い、つまり、返送という行為に重点を置く場合が多い、堅い文書や事務優先の文書などは、どうしても前者の表現が多くなるのではないかと思います。

一方、後者のように、宛先に重点を置くと、返送という行為に対する要請の意図を薄めて表現できるような気がします。
受け取った側は、おそらく前者のほうが強制的なニュアンスを感じることでしょう。
あるいは、宛先に十分に注意してください、という意味で使われる場合もあると思います。
業務部ではなく業務推進部宛てに送ってください、といったような場合。
  
まとめると、
宛だけでも十分ですし、むしろ宛だけにすべき場合も多い。
しかし、上記のような理由で宛先を強調して表現したい場合には「に」を使う。
このように思います。
  
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この回答へのお礼

非常にイメージのしやすい説明です。
確かに仰る通りかもしれません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 00:49

1.「この文書は課長宛てです」 宛てにですとはいわない。


2.「部長宛てに文書が来ています」
 「部長宛て文書が来ています」 ともいう。
 下の言い方は堅い感じである。
 口頭では「に」を入れ、文章では入れないのが良いだろう。
 ただ1 のように使い分けもあるので注意。

常識程度で答えになっていないかな。
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この回答へのお礼

とんでもございません。
確かに口頭か文書かで違うとも言えると思います。
貴重な回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 00:51

届け先を表す「宛(あて)」には格助詞「に」を付けるのが標準的な書き方です。



「勤務先宛てに商品を送る。」(「表現読解国語辞典」ベネッセ)
「学校充てに送る。(宛とも書く)」(「新明解国語辞典」三省堂)
「御回答は営業部宛(当(て))にお送りください。」(「岩波 国語辞典」)
「会社宛に願います。」(「漢検 漢字辞典」)

ただ、古式な「弊社宛請御送付之事」といった「候文」調の残った言い回しでは今でも格助詞が省かれているという事ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答感謝します。
私も辞書で調べましたが「に」は付いていました。
確かに古い言い方なのかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/02 00:48

辞書では「宛て」の用法の一つに接尾語というのがあります。


割り当てること「一人宛て100円」とか「一人宛て2個まで」
自分あてなども「OO宛ご返送ください」といいます。

差出し先。名宛てなど、 接尾辞は言葉の終わりにつくのですから、助詞「に」は
いらないと思いますが、話し言葉では「OOさんあてにお送りしました。」と云った方が
語調が和らぐので、使っても構わないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
本来は「に」は付けないのですね。
勉強になります。

お礼日時:2012/09/02 00:46

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