プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

友人が、コーチングの大家として著名な
マーシャル・ゴールドスミスの書籍を借りました。
題名(邦題)が 『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』
で、原題がつぎのようになっており、どうも意味がしっくりきません。
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What Got You Here Won't Get You There
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おそらくは、
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あなたをここに連れてきたことは、
今後あなたをそこには、決して連れていってくれることはない。
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というような意味が直訳で、とどのつまりは
  ・いままでのやり方ではだめだ、さらに工夫しなさい
  ・過去の成功体験にとらわれずに、大きな成功のためにもっと変化しなさい
というようなことだと思います。

用法として、この『get you』というのが、どうもお目にかかったことがない言い回しで
意味がよくとれません。よろしくご教示ください。

また、この『there』というのは、
『ここではない(ここよりも)更なる高み(更なる成功)』という意味で受けとめていますが
『there』を、『here』との対照でそういうふうに使うことはよくあるのでしょうか。
以上、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ええと、もしかしたら、難しく考えすぎていらっしゃるのかもしれません。



まず、最初に整理しますと、「決して」とは言っていません。単に「あなたをここまで来させたものは、あなたをあそこまで行かせはしない」転じて、どちらかというとニュアンスとしては「ここまで来たからって、あそこまで行けるわけじゃないよ」です。

「get 誰それ、どこそこ」は、特に日常会話で非常によく使います。直訳すると「誰それを、どこそこへ導く」です。例えば
A「日本に来て長いの?」
B「1年くらいかな」
A「What got you here?(ここ日本に来たきっかけは?)」
B「留学だよ。そのうち仕事も見つかって、居ついちゃった」
という感じにも使えます。

「there/here」ですが、日本語でも「こっちがダメなら、あっち」なんて感じで対比させますよね。同じことなんですけど。ビートルズの曲に「Here, There and Everywhere」なんてのもあります。

この回答への補足

getの日常会話でのよく使う使用例、ありがとうございます。納得いたしました。

関連で、ひとつご教示ください。
『will not』ではなく、あえて『won't』を使っているようなので、
単なる将来・未来の否定ではなく、強い意志・確実性を感じさせる否定を
表現したいととらえ、『決して、XXすることはない』と受けとめました。

単に『XXまで行かせはしない』と軽く受けとめるほうがよいのは、
こういう前後の文脈がわからない単発の文章では、
なにをよりどころとして、判断するとよいのでしょうか?

補足日時:2009/02/16 01:21
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この回答へのお礼

「get 誰それ、どこそこ」の使いかたがよくわかりました。
追加質問への丁寧な回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/22 09:11

>なにをよりどころとして、判断するとよいのでしょうか?



#1欄にいただいた補足を拝見しました。私は単に、長年、第二母国語として英文を読み、聞いてきた感覚から、そう感じるだけです。そもそも「won't」が「単なる将来・未来の否定ではなく、強い意志・確実性を感じさせる否定を表現したいととらえ」るというのは初耳です。日本の中高の英語の授業でも、「won't」は「will not」を省略したものだとしか習った記憶がありませんし、ビジネス文書や演説でもない限り、「will not」は「won't」と表すものです。ゆえに、むしろ、「What Got You Here Will Not Get You There」にしたほうが、大仰になり、「決して」というニュアンスが、やや強まります。

余談ですが、「What Got You Here Won't Get You There」は語呂がいいので題名として採用されたのでしょう。「タン、トン、ツー、チ、トン、テン、ツー、テー」です。これが「will not」だと語呂は悪くなります。
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質問者様の解釈で完璧に合っていると思います。


get you は口語表現なので、解釈があっている限り、あまり悩まなくても
いいと思います。

参考までに、
Here
=自分がいまいる所

There
=その場所、あそこ・・・


入り口が解りにくいレストランを探していて、目の前に
入り口があるのに今気が付いた、
「It's here!」

ちょっと先にあるのに気が付いた
「It's there!」
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この回答へのお礼

解釈が適切にできているようで安心しました。
入口の例、示唆に富んで、とても役立ちありがとうございました。

お礼日時:2009/02/22 09:13

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