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土木の縦断図で以下の2つの質問があります。

(1)バーチカルが出てきたのですが、どのように計算して作図すればよいのでしょうか?
R=○○、L=○○とありますが、L=○○はわかりますが、R=○○がよくわかりません。
L=○○の範囲でR=○○で円弧を描くということでしょうか?
AUTOCADで作図できずにこまっています。

(2)片勾配のすりつけ図の描き方がよくわかりません。
破線と実線がありますが、これは左側が実線?破線?この片勾配とは道路中心から見ての話なのかそれとも低い方?高い方?どちらなのでしょうか?

A 回答 (1件)

(1) 縦断曲線について


 縦断曲線半径は、変化点の前後の縦断勾配と必要な縦断曲線長により決まります。縦断曲線長および縦断曲線半径は、その道路の設計速度により「道路構造令」で最低値が定められています。
 計算方法は、縦断曲線長=L、縦断曲線半径=R、勾配の代数差=Δiとすると、

R=100×(L/Δi)
L=(R/100)×Δi

 ただし、縦断図の場合は水平方向と垂直方向で縮尺が異なる場合がほとんどです。したがって、計算上の縦断曲線半径でそのまま作図することは出来ません。厳密に言えば、前後の縦断線形に接し、縮尺の縦横比に応じた楕円弧となります。
 そのような曲線をいちいち設定して描くのは効率が悪いので、通常(というか私のやり方ですが)は変化点における計画高さ(縦断曲線を考慮した高さ)と縦断曲線両端の高さの3点を結ぶ曲線を描きます。
 AUTO-CADで3点指示曲線が描けるかどうかは判りませんが、可能であればこれが最も現実的なやり方でしょう。

(2) 片勾配すりつけ図について
 左側が実線、右側が破線です。片勾配はあくまでも道路中心から見ての勾配です。従って、一般的な直線区間では、両側ともマイナス表示となります。
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