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中学で mustは「~しなければならない」、shouldは「~すべきだ」の意味だと教わりました。
どちらも、日本語では似たような意味だし、英語と日本語のズレも考えたら mustとshouldの違いは
訳語の意味の違いに還元できる問題ではないと思います。それについては、この間、関連する質問の とある回答で
“I think it's only Japanese who treat "you should go" and "you must go" in the same way. Actually, it is not. It can't be, because "should" doesn't have any power to order someone to do something for your favor.”
という一節がありました。

そこで質問ですが、mustとshouldの根本的な意味の違いって何でしょうか?

A 回答 (4件)

直接私の意見を言う前に申し上げておきたいのは、ご質問のように複数の語の語義の違いを考えるに際して、それぞれの語は意味の広がりを持っていて、それぞれ重なる部分と重ならない部分があるということです。

勿論殆ど重なりのない語のペアもたくさんありますが、ご質問のような助動詞同士を考える場合、違いだけに着目するとしばしばmisleadされると思います。

また、語義・意味の広がりは状況・立場等によって大きく左右され、contextを考慮しないで語義を論じることには限界があります。例えば、mustとcanを考えると、殆ど重なりはないように思いますが、教師が「できない、不可能だ」と言っている生徒に"you can do it"という場合は、勿論励ましの意味で「きみなら可能だよ」という意味であることが多いでしょうが、場合によってはかなり強い指示、命令に近いニュアンスにもなり得、mustとの意味の重なりが出てきます。

ということを踏まえてmustとshouldですが、mustは「必要だから~しなければならない」という意見・指示の表明ということで比較的明確ですが、shouldの方が若干曲者かと思います。
shouldの語義を捉えるには
(1)原形であるshallの語義
(2)それが過去形になって仮定的・婉曲的な意味が加わっていること
(3)かつてshouldがどういう意味で使われていたかという歴史的観点
の3つがポイントとなろうかと思います。

まず(1)ですが、shall=未来を表すと単純に考え勝ちですが、shallという語は発語した人の意志(場合により強い意志)が反映しているということを押さえるべきだと思います。良く出る例ですが You shall dieは「あなたは死ぬだろう」ではなく「私はあなたを死なせる意志がある、殺すぞ」という意味です。発語者の意志というのをまず押さえたい。

それが(2)で過去形になることで仮定的・婉曲的になるわけですが、何が仮定かというと2.の方が挙げられているように仮定的な状況を想定していると考えても行けると思いますが、仮定法の授業で取り上げられますが、主語に仮定のニュアンスがあるという捉え方もできます。つまりI should =私だったら、わたしってば、You should=あなただったら、あなたのような、あなたほどの人だったらということです。You shallには仮定の要素がなく、過去形になることによって、仮定のニュアンスが入って、結果的にshall程の強い意志ではなく(あなただったら=発語者の判断によれば、というニュアンスとなって)婉曲になるという訳です。

あと(3)ですが、Merriam Webster Onlineによれば
Middle English sholde, from Old English sceolde : owed, was obliged to, ought to
ということで、中世以前から~する義務がある、~すべきであるという使われ方をしていたことが分かります。
この意味ではmustとの意味の重なりは大きいということになろうかと思います。

直接のお答えになっていないかもしれませんが、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/08 23:44

● You must eat or you will die. 食べなきゃ死んじゃうよ。

 (食べることは生きるために必要なことであり、命令口調です。)

● You should eat vegetables because they are good for you. 野菜も食べてごらんよ。 健康に良いよ。 (ここでは野菜を食べることを推奨している。 ) 
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must/have toではなくmust/should ですか…



先の回答にmust 強制・義務 とありますが、違います。

http://www.ldoceonline.com/dictionary/must_1
の最初の語義をよく読んでくださいね。

have to do something because "it is necessary or important"
「必要だし、重要であるから」(~しなければならない)

とあるでしょう?

つまり、mustの方が 自発・能動なんですよ。
(質問には無いですがhave toは逆に「やらされ」感です)

All people MUST protect the country. (全ての国民は自国を守らねばならない) →そう確信している

All people HAVE TO pay taxes. (全ての国民は税金を払わなくてはいけない) →嫌だけど仕方がない


では、should はどうでしょうか。
学校英語でいつも「~べきである」と丸暗記させられますが、このような短絡的な理解方法だと
shouldの語義を見失います。
「~べきである」という訳が当たる場合もありますが、それは結果論(たまたま上手くハマった)だけですから

今はセクシー路線を取っているカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)という歌手が、その昔、アイドル路線だった頃、
I Should Be So Lucky という歌を歌っておりました。


http://www.metrolyrics.com/i-should-be-so-lucky- …

タイトルの I Should Be So Lucky. どういう意味でしょうか。「私はラッキーであるべきだ」じゃ満点は上げられません。
shouldをわかってないからです。
歌詞を読めばわかりますが、想像では、貴方は私に恋をしてる(はずなのに)
貴方と私は手をとりあって歩いてる(はずなのに)
私はラッキー(であるべきなのに)、現実はそうなってない、おかしいわ 
という意味です。shouldを使うと軽い仮定法の意味になるんです。

当然そうなっていなきゃいけないのに、そうではない、だめじゃん

が、shouldの本当の意味です。shouldはよく助言で使われますが、大元はここから来てます。

You shouldn't drive so fast. (そんなに車を飛ばしちゃだめだよ) もっとゆっくり運転してなきゃいけないのに君は飛ばしてる、だめじゃん

shouldはこの語義を意識してれば、その状況に相応しい訳語なぞ、英和辞書に頼らなくともいくらでも出てきます。
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must 強制・義務に対し


should 自発・能動でしょう。
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