チョコミントアイス

という考え方がありますが、この自動詞と他動詞の見分け方のメリット・デメリットを教えて下さい。

A 回答 (4件)

2つの動詞には、決定的な意味の違いがあると言うことです。


自動詞は---目的語(O)がない文で完結出来る。
他動詞は---目的語がないと意味が成り立たない。

ですから、あまりガチガチな文法の話をしてもですが、文型で言うと、
第1・2文型---SV, SVC---が、自動詞の使える範囲。
第3・4・5文型---SVO, SVOO, SVOC---が、他動詞の使える範囲。

見分けるポイントは、
主語(S)と動詞(V)だけで意味が成り立つのは自動詞です。
動詞(V)の直後に目的語(O)が置かれるのは他動詞です。

例として、fly(飛ぶ)と言う動詞で見てみます。
1.Birds fly. 鳥が飛ぶ。
2.Birds fly in the sky. 鳥が空を飛ぶ。
1はまさに主語と動詞だけで完全に意味が取れるので、第1文型の自動詞。
それでは、2は他動詞でしょうか?
'in the sky'は目的語でしょうか?

答えは、No、違います。
flyの直後にあるのは、inと言う前置詞。このように前置詞や副詞が目的となる単語の前に来る場合は、skyは直の目的語と言えないので、目的語ではありません。つまり、第3文型(SVO)ではない。
実は、2も第1文型(SV)になります。
ここでは、'in the sky'は単なる修飾語句(Modifier=M)です。
何故なら、'in the sky'がなくても意味が通じるからです。
文の最小限の単位として「主語+動詞」だけで意味が通るなら、それは第1文型と言うことになります。なので「空を」は「飛ぶ」の修飾語に過ぎないと言うことです。

以上を踏まえて、次の例を見て下さい。
同じflyを使った文です。
3.I fly a balloon. 私は風船を飛ばす。
4.I fly a balloon in the sky. 私は風船を空に飛ばす。
3ではflyの直後に'a balloon'と置かれており、目的語(O)の役割を果たしています。
4の'in the sky'は2と同じく単なる修飾語句(M)の意味でしかありません。
「風船を→飛ばす」で文が成立しているため、「風船を」を取ってしまうと「何を」「飛ばす」のか不明です。
これが全く1、2と違う面ですが、同時に日本語でも「飛ぶ」から「飛ばす」に変わっています。

つまり、flyは「飛ぶ」では自動詞、「飛ばす」では他動詞の意味を持つ動詞と言うことになります。
辞書でいろんな動詞を引いてみると、最初に自動詞(vi)か他動詞(vt)かが書かれており、両方の意味が備わっていることが多いです。
それをviとvtと使い分けて使うと言うことを覚えて下さい。
辞書では先に出て来る方がメインの動詞と考えていいと思います。

flyの「飛ぶ、飛ばす」では同様の意味で使えるので見分けやすいですが、全く意味の変わる動詞もあります。
例えば、run「走る」は自動詞。
他動詞では「走らせる」と言う意味もありますが、「経営する」「費用がかかる」と言う意味もあります。
何の意味で使われているかは文をきちんと読みこなさないと分からないので、動詞の後ろの単語には十分に注意を払いましょう。

多くの動詞は1つで「自動詞&他動詞」の2つの意味を持ちますが、その動詞の意味だけで成り立つか成り立たないか、後ろに何が置かれているか、そこをしっかり見極めて使ったり意味を取ることが重要になります。
ですから、まず辞書をしっかり引いて、必ずviをvtを確認するようにし、簡単な例文で意味を覚えておくようにしたらいいと思います。
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#3ですが、前の回答では分かりやすくするためと文字数も限られるので、2つの例(SV, SVO)だけしか挙げませんでした。



文型には第2文型(SVC)と第5文型(SVOC)もあり、こちらには必ず補語(C)が用いられます。
第2文型は「不完全自動詞」と言い、補語がないと文が成り立ちません。
第5文型は「不完全他動詞」と言い、こちらも補語がないと文が成立しません。
どちらも補語が重要な役割を担っています。

これらを動詞に着目して例文で見てもらうために、下記のサイトを参考にして下さい。見たことのある文が多くありますから、分かりやすいと思います。
第2文型
https://www.sanctio.net/svc/
第5文型
https://www.sanctio.net/svoc/
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見分けること自体にあまりメリットはないです。


見分けられる、という事はその動詞の使いかたや文型を理解できる、またはそれを覚えている、という事になります。
個々の動詞の使い方を覚えることと、個々の動詞が自動詞他動詞どちらかであるか覚え、その意味と使い方を覚え、という事を比べると後者では2度手間3度手間を踏むことになります。しかも例外ばかり。
自動詞他動詞は理解しておくとなぜここにこの前置詞が?とかいう疑問が薄れますし全体としては英語の不可解さが和らぐ気がします。
(私だけかもしれませんが。)
日本語の文法の授業でこれはナントカ詞で、節で、とか見分ける作業をしつこいほどやりましたが、あれと同じで、そこに勢力を費やすのなら多くの語彙と正しい使い方をそのまま覚えた方が役に立ちます。
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デメリットしかありません。


該当しないケースが多過ぎます。
・I sing a song. : 一人でできるが他動詞
・We talk about it. : 一人ではできないが自動詞
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