プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在完了でHave you ever been to Kyoto?などの文がでてきますが

Have you ever been there?
Have you ever been abroad?
は副詞がくるからtoはつかない。

Have you ever been to Kyoto?
Have you ever been to the station?
という具体的な場所ならばtoが必要。

という文法的な説明はあっていますか?

Have you ever been this place?
はtoがつかないものを例でみたのですがtoが必要かどうかはどう判断したらいいのでしょうか?

よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

アメリカに37年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

この場合のtoが抜ける・入れなくても良いというときは次の単語・単語郡が副詞と決められてしまっている場合ですね。 よって、have been this placeと言う表現は出来ない、のではなく、しないのです。 toが無いと意味が通じない、と言うフィーリングを持っています。

しかし、toがない時があります。 二つの理由が考えられます。

1) 言っているけどあまりにも弱く発音している。 toではなく"t"だけの発音で済ましている人がいる、と言う事です。 その”t”も聞こえないときがある。

2) 言っていない。 確かに言っていないのです。 なぜかと言うと、人間は普通しゃべるときに文法とかつづりなどを気にしませんね。 聴いたままそれを自分のものにしてしまうのです。 日本語でもそれをする人がいますね。 そして、大きくなって読むようになってからとか、友達に笑われて初めて間違って発音していた事に気が付くというような状況です。 

人間がしゃべれるようになる時点で聞いたままを発音するからで、1)に囲まれて育った子供たちはtoがあるのか分からないわけです。 I been to xxxと言う人と同じなのです。 単語にしてもobviouslyではなくbがないovisouslyと発音するのとも似ています。 日本語でも同じです。 もっとも日本語の場合は「それで良い、なぜってみんながやるから」と言う事になってしまったからです。

なんだか分かりますか? wakarimasuka?と外人さんに発音してもらえばよく分かる事です。suをちゃんと発音しているのです。 しかし、日本人の多くは、wakarimaska?と発音しています。 これを知っている人は、Kが来るから母音が省略される、と言う説明の仕方をしてます。 私はこれは「方便」としか考えません。 

確かにKが来るからでしょう。 しかし、Kが来てもSUと発音されていたはずです。 しかし、みんながだんだんとUの発音を落としはじめそれに対して文句をいえない、としたのですね。 しかし、英語ではbeen this placeというのはいけないとみんなが言うのです。 この違いがお分かりでしょうか。

I have がI'veになったのはなぜでしょう。 誰かがそう決めたのでしょうか。 そうではありませんね。 I haveという発音の早口で言うとhaが聞こえなくなります。 そう言う言い方がOKとされるようになり、じゃ、どうスペルしようか、と言うことになり、I'veと言うスペルがポピュラーになったわけですね。 I had betterが I'd betterとなっても良いのと同じ考えです。

LoveをLuvとするのも似たようなものですね。 なぜでしょう。 Lovと書いた方が、なんて感じる日本人もいるかもしれませんね。 しかし、つづりを短くしようとしてしたわけではないのです。 このOがUの持つ落とされたUの発音をするからなんです。 高いOが普通ですよね。 Todd, Hot, Golf,などです。 しかし、LoveのOは違うのです。 Eは発音されませんね。 よって、誰かがこのスペルを使い始めたわけです。 そして、それがOKということにみんなが感じたわけです。 また、それを使って、I LUV NYとキャッチフレーズで一躍正しい英語となったのです。

言葉は生きている、だから変化する、と言うのは一つにはこの発音と言う事が大きな要因になっている事があるのですね。

がんばってるよ、は本当は、がんばっているよ、ですね。でも、誰かが、「い」取り始めそれがOKとみなされるようになったわけです。 確かに省略されたのでしょう。 しかし、省略しようとしてしたのではなく、なくした方がなんとなく楽、という単純な理由からだと思います。 今流行のラ行抜きが良い例です。 そして、後から文法が変わるのです。

今月はこのカテでは私は何回か前置詞の省略と言う事を書きましたが、文法が省略しても良い、と言っているのではなく、どれだけ多くの人がそれで良い、と認めるかに過ぎないのです

今回の場合は、2)はまだ認められていない、だから、だめだよ、と言う事になり、それが文法でも昔からそうなっているので、試験ではtoを入れなくてはならないのです。 

トレンドして、省略しても意味は分かると言う前置詞の多くは使われなくなりました。 これがどれだけ増えるかは時間の問題だし、一般言葉の流行による、と言う事にもなります。

ですから、人によっては冗談として、
A: Are you at home?
B: Yes, I'm home.
A: Gee, I did not know that.
の最後の部分が「家にいるのは知らなかった」と言う意味ともう一つの意味として取れる、だから、言葉遊びになる、と言う事が分かればOKです。

全く今回と関係ないのですが、How Long is a Chinaman.になぜ?マークがないのか、なぜ、この文章に答えて、I don't know.と言う返事はおかしい、と言う事が分かれば、英語でからかっているのがわかるわけです。

(この二つの件について補足質問しないでくださいね。 自分で解いてください。)

関係ない事まで書いてしまいましたが、これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変参考になりました。

耳で聞いてHave you ever been this place?という文が正しいと受け取っていた自分に気付きました。人に説明するときは「感覚(耳)」に頼らず「文法」を知らなければ難しいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/23 17:27

>Have you ever been there?


Have you ever been abroad?
は副詞がくるからtoはつかない。

Have you ever been to Kyoto?
Have you ever been to the station?
という具体的な場所ならばtoが必要。

で正しいと思います。
ただ,具体的な場所というか,名詞としてしか用いられず,副詞としては用いられないような語というべきだと思います。

>Have you ever been this place?
は,to が必要だと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/23 17:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!